CCNP資格保持者の平均年収は?資格取得で年収も上がる?【エンジニア年収アップの方法】
疑問に思うエンジニア

「CCNP資格保持者の平均年収はどれくらい?資格を取得すれば年収も上がる?」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「CCNP資格などで年収をアップさせたいエンジニア」「実務経験なしからCCNP資格を取得して転職を有利に進めたい方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • CCNP資格保持者の平均年収がどれくらいかの結論
  • CCNP資格を取得すれば年収も上がる3つの理由
  • 実はCCNP資格取るより簡単に年収を上げる方法あり

CCNP資格保持者の平均年収はどれくらいなのか?

そして最も気になる、CCNP資格を取得することで、年収は上がるのかどうか。

CCNP資格保持者の平均年収と実は資格取るより簡単に年収を上げる方法を詳しく解説していきます!

忙しい方に先に結論をお伝えすると・・・

結論、実務経験が3年以上で平均年収は496万円~701万円。
エンジニア職の平均年収は約440万円ですので、CCNP資格保持者の平均年収は高いです。

CCNP資格を取得すれば、「手当」や「高単価案件」など年収が上がる事実はあります。

なんですが、手っ取り早く年収を上げたい方は転職を選びましょう。

なぜなら、転職した方が年収を上げやすいから。
年収アップが目的なら、CCNP資格取るより転職したほうが良い、という結論になります。

そして、転職活動を行う際には「転職エージェント」の活用が必須です。

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CCNPとはどんな資格?

CCNP資格の年収事情について触れる前に。はじめに、CCNPとはどんな資格か?概要を簡単にご紹介します。

CCNPとは、アメリカの大手ネットワーク機器メーカー、シスコシステムズ(Cisco Systems)が提供する、シスコ技術者の認定資格です。

正式名称は、「Cisco Certified Network Professional」
CCNPを取得すると、大規模ネットワークの導入、運用、保守などを行う技術を有する証明となり、就職にも非常に有利になります。

シスコ社の資格は、難易度に分けて全部で5つあり、CCNPは3番目にあたる「プロフェッショナル」グレードの資格となります。

同じネットワークエンジニアの資格であるCCNA(Cisco Certified Network Associate)は中級者グレードであり、その上位資格であるCCNPは、CCNAよりも難易度が高くなります。

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CCNP資格保持者の平均年収はどれくらい?

早速、CCNP資格保持者の平均年収はどれくらいなのか?

結論からいうと、実務経験が3年以上で496万円~701万円となります。
実際、Cisco Japanの「Demand and Compensation research in Japan」で、CCNP資格所保持者の平均年収が記載されています。

実務経験 平均年収
Professional (CCNP) 3年以上 496万円~701万円
Associate (CCNA) 2年以上 404万円~578万円
Expert (CCIE) 4年以上 645万円~900万円

では、一般的なエンジニア職の平均年収はどれくらいか?
CCNP資格保持者の平均年収と比較して、どれくらい高いのか?検証してみます。

まず、転職サイト「doda」で、その他ITエンジニア職の平均年収を確認してみます。

ITエンジニア職の平均年収

  • サーバーエンジニア:453万円
  • システム開発/運用:463万円
  • Webサービスエンジニア:417万円

人気のサーバーエンジニアで「453万円」
これらのエンジニア職の年収を平均すると、約440万円になります。

CCNP資格保持者の平均年収(496万円~701万円)と比較すると、一般的なエンジニア職よりも高いですね。

なので、CCNPを取得すると、3年以上の勤務実績になりますが、十分に年収アップが見込めるIT資格といえるでしょう。

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CCNP資格を取得すれば年収も上がる3つの理由

結論、CCNP資格保持者の平均年収は高いです。

ただ平均年収が高いだけではありません。
CCNP資格を取得すれば、年収も上がる事実があります。

いったいどういうことか?
具体的なCCNP資格を取得すれば年収も上がる3つの理由をご紹介します。

【理由1】資格手当が受け取れるようになるから

まず1つ目の理由が「資格手当が受け取れるようになるから」

CCNPの資格を取得すると、資格手当が支給されます。

具体的にどれくらい支給されるのか?リクナビ「Tech総研」のサイトによると、

資格手当・合格報奨金の支給額

  • CCNP資格手当支給額(平均):12,500円
  • CCNP合格報奨金支給額(平均):44,700円

資格手当の平均支給額は12,500円、合格報奨金で44,700円もの手当が受けられます。

ちなみに、厚労省の「就労条件総合調査(2020年)」によると、資格手当が支給される企業の規模別割合は、

資格手当が支給される企業の規模別割合

  • 1,000人以上:49.6%
  • 300~999人:53.8%
  • 100~299人:55.9%
  • 30~99人:48.8%

上記の通り、中小企業(従業員900人以下)の方が大企業よりも割合が高いことがわかりました。

いずれにせよ、CCNPを持つことで、手当を支給する企業が多いので、資格手当を得られることが年収の上がる理由のひとつと言えます。

【理由2】単価の高い案件に参画できるから

次に2つ目の理由として「単価の高い案件に参画できるから」

資格は、保持者のスキルを判断する目安になるので、高単価の案件獲得やプロジェクトの採用基準として有利に働く可能性が高いです。

主な理由として、日本国内のネットワーク機器市場におけるCisco製品の割合が、圧倒的なシェアを獲得しているから。

実際、 IDC Japanの資料を見ても、シスコシステムズのシェアが国内市場首位の48.1%(2021年)と発表しているほど圧倒的シェアを誇っています。

なので、CCNP保持者は、ITネットワーク業界においても評価される可能性が高く、単価の高い案件に参画しやすいと言えるでしょう。

以上のことから、単価の高い案件に参画できることが、年収アップの理由として挙げられると言えます。

【理由3】条件の良い企業に転職できるから

そして3つ目の理由が「条件の良い企業に転職できるから」

CCNPの資格を持っていると、転職する際にも有利に働く可能性が高いので、年収アップに繋がりやすくなると言えます。

実際、dodaの求人情報を見ても、労働条件の良い、CCNPのネットワークスペシャリストだけを募集する求人情報があるくらいです。

なので、資格を持っていれば、ネットワークスペシャリストとしての証明にもなり、より条件の良い企業を探すことも可能になると言えます。

以上のような点で、条件の良い企業に転職できることから、CCNPの年収が上がる理由のひとつとなります。

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CCNP資格は実務経験なしでも転職に有利になる?

中には、実務経験なしの方もいるかと思います。
気になる、CCNP資格は実務経験なしでも転職に有利になるのかどうか?

結論からいうと、CCNPの資格保持者は、転職でもある程度は有利に働きます。
理由として、企業側にとっても実績を判断するうえで、CCNPの資格が一定レベルの知識を持っていることの証明になるからです。

たとえば、英語教師になりたい人が、実務経験がなくても英検1級を取得していたら評価されるのと同じように、CCNPでも一定の評価はされると言えます。

実際、転職サイトの情報によると「(CCNPの)技術スキルや知識は多くのネットワーク関連企業でも多大に評価」され、役立ち度が高いと記載されています。

なので、CCNP資格を取得すれば採用者のスキルの度合いを判断する指標としては一定の評価が得られ、転職の際にも有利に働く可能性は大いにあり得るでしょう。

実はCCNP資格取るより簡単に年収を上げる方法あり

ここまで、CCNPに関する年収や情報をまとめてきました。

でも実はCCNP資格取るより簡単に年収を上げる方法があります。

その方法というのが、転職すること。
CCNP資格とって年収アップを目指すより、転職した方が手っ取り早いということです。

実際、厚労省調べで転職した人のうち、前職に比べて年収が上がった割合は『37.2%』
年齢別でみたときに、25~29歳は『44.4%』、35~39歳でも『38.0%』とほぼ半数が転職で年収は上がっていることがわかります。

なので、年収アップが目的なら、CCNP資格取るより転職したほうが良い、という結論になります。

そして、転職活動を行う際には「転職エージェント」の活用が必須です。

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【Q&A】年収が気になるCCNP資格に関するよくある質問

最後に年収が気になるCCNP資格に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】CCNP資格の難易度は難しい?

疑問に思うエンジニア

「CCNP資格の難易度は難しい?」

CCNPは、2020年の改定により、以前は必要だったCCNAの合格条件がなくなり、前提条件なしで受験することができるようになりました。

ですが、CCNAの上位資格であることは変わりないため、CCNAレベルの知識やスキルを有することが前提の難易度であり、学習範囲となります。

ちなみに、IT系の国家資格と比較して、CCNPの難易度がどれくらいあるのか易しい順に見てみると

CCNPの難易度ランキング

  • レベル1 CCT:ITパスポート試験
  • レベル2 CCNA:基本情報技術者試験
  • レベル3 CCNP:応用情報技術者試験
  • レベル4 CCIE:ネットワークスペシャリスト

また国家資格以外では、「LPIC-3/LinuC-3」「Oracle Master Gold」の資格と同程度とされ、IT系資格の中では、中級レベルの難易度となります。

関連記事:通信業界はしんどい?5つの理由と勤めるメリットから向いている人の特徴を紹介

【質問2】CCNP資格の取得者数はどれくらい?

疑問に思うエンジニア

「CCNP資格の取得者数はどれくらい?」

CCNP資格の取得者数は、調べたところ、正確な数値は把握できませんでした。

合格者の数も、Ciscoシステムズ社は公表しておりません。

なので、同程度の難易度である「応用情報技術者試験」の結果(2023年秋期)から判断すると、

応用情報技術者試験の結果(2023年秋期)

  • 応募者数:56,073人
  • 受験者数:37,763人
  • 合格者数:8,753人
  • 合格率:23.2%

上記の通りで、合格率は同水準ではないかと考えられます。

また、ITスクールの情報でも、1000点満点中800点前後が合格ラインであり、「 合格率という観点からは10~20%くらい」だとしています。

【質問3】CCNP資格合格に必要な勉強時間はどれくらい?

疑問に思うエンジニア

「CCNP資格合格に必要な勉強時間はどれくらい?」

CCNP資格合格に必要な勉強時間は、「CCNAの2倍程度」必要で、具体的には300時間程度が目安とされています。

なので、上記時間から試算すると、1日2時間の勉強時間で、約半年程度の期間が必要となることがわかります。

その他にも、半年から10ヶ月程度の勉強時間を目安としているので、半年以上はかかるとみておいたほうが良いですね。

また、CCNP資格の有効期限は3年で、更新するには再認定テストを受ける必要があります。

有効期限内に「再認定要件」を満たさないと、有効期限を延ばすことができません。
なので、合格しても、英検のようにずっと所持し続けられるわけではないので、注意が必要です。

まとめ:CCNP資格保持者の平均年収と簡単に年収を上げる方法

CCNP資格保持者の平均年収と簡単に年収を上げる方法をまとめてきました。

結論、実務経験が3年以上で平均年収は496万円~701万円。

ですので、CCNP資格保持者の平均年収は高いです。

ただ平均年収が高いだけではありません。
CCNP資格を取得すれば、年収も上がる事実があります。

CCNP資格を取得すれば年収も上がる理由

  1. 資格手当が受け取れるようになるから
  2. 単価の高い案件に参画できるから
  3. 条件の良い企業に転職できるから

手っ取り早く年収を上げたい方は転職を選びましょう。

そして、転職活動を行う際には「転職エージェント」の活用が必須です。

あなたの希望する条件にマッチした求人のみを紹介してくれるので、効率的に転職活動が進められます。

求人の紹介を受けるだけでも価値があります。
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