日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50!大手から上場企業まで優良IT企業を厳選紹介

「日本のサイバーセキュリティ企業をランキングで教えてほしい!」

「特に優良IT企業は?内定獲得を目指す支援サービスは何がおすすめ?」

就職や転職でIT業界を目指す中で、「どの企業を選べばいいのか」「自分に合う会社はどこか」と悩む方は多いのではないでしょうか。

特にサイバーセキュリティ分野は需要が高まる一方で、企業ごとの特徴や働きやすさに大きな違いがあります。

そこで本記事では、「日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50」に基づき、売上・待遇・労働環境などの視点から注目のIT企業を徹底解説します。

就職・転職活動を後悔なく進めたい方は、ぜひご覧ください。

【先に結論】記事のポイントと理想のIT企業を効率よく探す方法

  • 日本のサイバーセキュリティ企業は、大手ITグループがランキング上位を占めている
  • 企業選びでは売上だけでなく、働きやすさや待遇も比較すべき視点である
  • 転職や就職支援サービスの活用が、優良企業への内定獲得を後押しする

「日本のサイバーセキュリティ企業ランキング」をもとに転職や就職を考える際は、企業の規模や知名度だけでなく、実際の働きやすさや支援サービスの有無にも注目することが重要です。

信頼できる情報を元に、自分に最適な企業を見極めてください。

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日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50

「サイバーセキュリティ業界で、どんな企業が注目されているのか知りたい」──そんな方に向けて、日本国内で特に評価の高いサイバーセキュリティ企業50社を一覧にまとめました。

企業ごとの年収、売上、初任給、有給取得日数、残業時間、口コミ評価など、リアルな就業環境が見える数字をもとに比較できる内容です。

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50 平均年収(万円) 売上高(百万円) 初任給(円) 有給休暇(日) 自己資本比率(%) 残業時間 口コミ評価
NTTデータ 906 2,750,900 300,000 15.5 23.5 30.7 4.69
富士通 929 3,550,100 264,000 14.4 56.1 29.8 4.58
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC) 1,090 728,200 301,500 13.0 46.9 31.4 4.47
KPMGコンサルティング 5,700,000(年俸制) 13.3 33.9 4.42
日立ソリューションズ 269,000 17.3 28.8 4.42
NTTコミュニケーションズ 849 342,000 16.3 22.8 4.40
野村総合研究所(NRI) 1,322 764,800 336,500 14.5 46.8 43.2 4.36
KDDI 1,018 5,917,953 280,000 16.7 30.4 27.8 4.30
TIS 806 571,687 294,600 11.6 61.5 27.2 4.27
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 115,536 5,508,960(年俸制) 10.0 39.4 4.25
SCSK 787 596,065 330,000 17.3 41.1 24.9 4.21
NTTデータ先端技術 75,615 342,000 16.4 21.3 4.19
京セラコミュニケーションシステム(KCCS) 151,224 260,000 16.8 69.7 27.3 4.17
日立システムズ 627,421 269,000 18.1 28.9 4.17
インターネットイニシアティブ(IIJ) 726 316,831 268,334 12.6 45.0 32.5 4.16
NEC(日本電気) 963 3,423,431 280,000 13.6 46.1 27.0 4.15
ラック 667 56,900 4,400,000(年俸制) 15.0 64.8 34.3 4.15
トレンドマイクロ 900 272,638 266,700 29.2 24.6 4.13
三菱電機 870 5,521,711 269,000 15.0 52.8 32.0 4.09
SBテクノロジー 755 65,704 260,000 13.4 57.5 28.6 4.05
シスコシステムズ 255,000 5,010,000~5,990,000(年俸制) 26.2 4.04
ネットワンシステムズ 830 205,127 260,000 13.1 49.1 33.7 4.03
NECネッツエスアイ 745 359,505 280,000 14.1 53.5 27.4 4.02
マクニカ 1,749 1,034,180 300,110 12.5 45.4 32.7 3.95
京セラ 694 1,111,008 272,000 16.3 74.4 27.0 3.94
YE DIGITAL(ワイ・イー・デジタル) 804 19,944 279,000 15.1 52.7 27.8 3.91
日鉄ソリューションズ(NSSOL) 906 338,300 278,000 15.0 62.0 33.4 3.88
セキュア 586 6,247 7.0 33.9 26.2 3.85
ソフォス(Sophos Japan) 6.5 3.80
ベリサーブ 623 29,635 263,855 13.4 22.6 3.77
FFRIセキュリティ 756 3,039 500,000 12.8 64.7 31.9 3.76
インテリジェント ウェイブ 724 15,596 269,350 12.2 50.7 29.7 3.71
GRCS 693 3,288 20.4 10.2 3.67
HENNGE 827 10,924 4,400,000(年俸制) 11.5 35.0 14.9 3.67
グローバルセキュリティエキスパート(GSX) 740 8,801 233,300 8.6 37.8 25.0 3.67
マカフィー(McAfee Japan) 18,712 15.0 3.67
サイオス 646 20,561 240,000 12.7 17.7 26.8 3.64
デジタルアーツ 618 9,982 270,000 11.0 76.6 27.0 3.61
SHIFT 670 129,819 333,334 9.1 52.7 26.8 3.54
TOKAIコミュニケーションズ 529 62,478 251,000 11.4 24.5 31.5 3.52
セキュアイノベーション 661 14.9 3.52
NRIセキュアテクノロジーズ 336,500 18.5 30.0 3.50
イー・ガーディアン 488 11,391 308,540 10.4 87.8 27.8 3.50
エンカレッジ・テクノロジ 701 2,501 300,000 13.1 75.4 34.5 3.50
サイバーセキュリティクラウド 795 3,857 267,000 8.7 55.3 6.3 3.50
デロイト トーマツ サイバー 5,820,100(年俸制) 12.3 26.0 3.50
網屋 559 4,212 3,760,200(年俸制) 75.4 17.9 3.50
ソフトバンク 849 6,544,300 285,000 17.0 30.3 3.48
シーイーシー(CEC) 640 56,208 240,000 16.4 76.7 30.3 3.46
バリオセキュア 678 2,667 12.1 77.8 22.3 3.45

※2025年12月時点の最新情報(業績・年収・初任給は各社の有価証券報告書【EDINET】や公式サイト、残業時間・口コミ評価は転職会議からそれぞれ引用。)

特にNTTデータや富士通、NEC、KDDIといった大手企業が上位に多く名を連ねており、信頼性・待遇面のバランスがとれた職場として関心が高まっています。

また、セキュリティ専門のラックやFFRIセキュリティ、AI活用で急成長しているサイバーセキュリティクラウドなど、知名度以上に技術力を評価されている企業も続々とランクインしています。

このランキングは、就職・転職活動に役立つ客観的な判断材料としても有効です。これからキャリアを築いていくうえで、「どの企業が自分に合っているのか?」を見極める一助となるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

そして、気になるサイバーセキュリティ企業は、転職エージェントに相談することで、会社の内情も調べることができます

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レバテックルーキーは、大手Web企業から急成長ベンチャーまで。8,000社以上の企業情報を保有する、ITエンジニア専門の就活サービスです。

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日本のサイバーセキュリティ企業を項目別にランキング

日本のサイバーセキュリティ企業を項目別にランキングすることで、企業ごとの特徴がより明確に見えてきます。

平均年収や売上高だけでなく、初任給や有給休暇、残業時間、口コミ評価といった働く環境に直結する情報を比較することは、就職・転職活動を進めるうえで大きな判断材料になります。

ここからは、下記ランキングを用いて、求職者やキャリアチェンジを考える方が重視する視点から、企業の魅力を多角的に紹介していきます。

(クリックすると確認したいランキングから確認できます。)

売上高が高いランキング

まず、日本のサイバーセキュリティ企業の中でも売上高が高いランキングがこちら!

日本のサイバーセキュリティ企業【売上高が高いランキング】 平均年収(万円) 売上高(百万円) 初任給(円) 有給休暇(日) 自己資本比率(%) 残業時間 口コミ評価
1位:ソフトバンク 849 6,544,300 285,000 17.0 30.3 3.48
2位:KDDI 1,018 5,917,953 280,000 16.7 30.4 27.8 4.30
3位:三菱電機 870 5,521,711 269,000 15.0 52.8 32.0 4.09

※2025年12月時点の最新情報(業績・年収・初任給は各社の有価証券報告書【EDINET】や公式サイト、残業時間・口コミ評価は転職会議からそれぞれ引用。)

売上高で見ると、日本のサイバーセキュリティ業界をけん引しているのはソフトバンク、KDDI、三菱電機の3社です。いずれも通信やインフラに深く関わる企業で、セキュリティ分野でも大規模な事業展開を進めています。

まず、売上トップに立つのはソフトバンク。2026年3月期の上期だけで3兆4,000億円を超える売上を記録し、その事業規模は群を抜いています。

KDDIも年間約5.9兆円、三菱電機は約5.5兆円と、いずれも圧倒的な規模を誇ります。こうした企業は、安定した経営基盤を活かしてサイバーセキュリティへの投資を積極的に行っており、自社の技術やノウハウを活かして多様なセキュリティソリューションを提供しています。

売上が高いということは、それだけ多くの案件を抱え、幅広い業界と関わっている証拠でもあります。就職や転職を検討している方にとって、こうした企業は長期的に安定して働ける環境や成長機会が期待できる魅力的な選択肢になるはずです。

企業規模とセキュリティ投資のバランスを見極めたい方は、まずこの売上高上位の3社に注目してみてはいかがでしょうか。

順番に会社概要と企業の特徴・強みをご紹介していきます。

1位:ソフトバンク

会社名 ソフトバンク株式会社(SoftBank Corp.)
所在地 〒105-7529 東京都港区海岸一丁目7番1号
従業員数 単体:18,895人/連結:55,070人(2025年3月31日現在)
資本金 228,162百万円(2025年3月31日現在)
事業内容 移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供

ソフトバンク株式会社は、国内有数の通信事業者として広く知られていますが、実はサイバーセキュリティ分野にも注力している点はあまり知られていないかもしれません。5Gやクラウド基盤を活かした法人向けサービスを展開し、ネットワーク防御からゼロトラスト対応、さらにはマネージドセキュリティサービス(MSS)まで、幅広いメニューを用意しています。

とりわけ注目すべきは、専門知識が乏しい中小企業でも導入しやすい「いつでもセキュリティ」のようなサービスです。自社の監視基盤とSIEM技術を活用し、進化し続けるサイバー脅威への早期対応と可視化を実現しており、堅牢な守りを求める企業から高い信頼を得ています。単なる通信会社にとどまらない、確かな技術基盤と提案力が同社の大きな強みです。

2位:KDDI

会社名 KDDI株式会社(KDDI CORPORATION)
所在地 〒108-8618 東京都港区高輪二丁目21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH
従業員数 連結:64,636人(2025年3月31日現在)
資本金 141,852百万円
事業内容 電気通信事業(モバイル・固定通信サービス)、インターネットサービス、データセンター・クラウド・IoTなどのICTソリューション提供

KDDI株式会社は、auブランドで知られる通信事業を主軸に、クラウド、IoT、そして法人向けのICTソリューションまで幅広く手がける国内有数の総合通信企業です。同社はセキュリティ分野にも力を入れており、社内全体で国際規格「ISO/IEC 27001」の認証を取得。情報管理の厳格な運用体制を敷いています。

加えて、24時間365日体制で脅威を監視する「KDDI-SOC」を自社内に構え、DDoS攻撃や不正アクセスといった高度化するサイバー攻撃に対応。さらに、KDDIデジタルセキュリティやKDDI-CSIRT、KDDI-SSIRTといった専門組織を設け、診断、対応、研究開発までを一気通貫で担える体制を整えている点は他社にはない強みです。

3位:三菱電機

会社名 三菱電機株式会社(Mitsubishi Electric Corporation)
所在地 〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビル
従業員数 連結:149,914人(2025年3月末現在)
資本金 175,820百万円(2025年3月末現在)
事業内容 FAシステム、ビルシステム、空調・家電、エネルギー・社会インフラ、モビリティ、宇宙・通信、半導体・電子デバイス、ITインフラ・セキュリティソリューションなどの電機・電子機器およびシステムの開発・製造・販売

三菱電機株式会社は、長年にわたり社会インフラや製造業を支えてきた日本有数の電機メーカーです。そんな同社は、近年ますます重要性を増すサイバーセキュリティ分野にも力を入れています。組織全体にまたがるセキュリティ体制を築き、社長を最高責任者とするガバナンスのもと、CSIRTやPSIRTといった専門組織が機能しています。

特に注目すべきは、製造現場などのOT(制御系)領域にも対応したセキュリティソリューション「OTGUARDR」の展開です。これは、脆弱性診断から対策の実施、導入後の監視やインシデント対応まで一貫して支援できる仕組みで、24時間体制の運用にも対応しています。

さらに、2025年には米国のOTセキュリティ企業 Nozomi Networks を完全子会社化し、可視化・侵入検知といった領域での技術強化を図っています。製造や社会インフラ分野で求められる高度な防御力を、グローバルレベルで実現しようとしている点は、他社にはない大きな特徴と言えるでしょう。

初任給が多いランキング

続いて、日本のサイバーセキュリティ企業の中でも初任給が多いランキングがこちら!

日本のサイバーセキュリティ企業【初任給が多いランキング】 平均年収(万円) 売上高(百万円) 初任給(円) 有給休暇(日) 自己資本比率(%) 残業時間 口コミ評価
1位:デロイト トーマツ サイバー 5,820,100(年俸制) 12.3 26.0 3.50
2位:KPMGコンサルティング 5,700,000(年俸制) 13.3 33.9 4.42
3位:EYストラテジー・アンド・コンサルティング 115,536 5,508,960(年俸制) 10.0 39.4 4.25

※2025年12月時点の最新情報(業績・年収・初任給は各社の有価証券報告書【EDINET】や公式サイト、残業時間・口コミ評価は転職会議からそれぞれ引用。)

「入社してすぐ、しっかり稼ぎたい」──そんな人にとって、初任給の水準は見逃せないポイントです。サイバーセキュリティ分野で特に初任給が高い企業を見てみると、デロイト トーマツ サイバー、KPMGコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの3社が上位に並びます。

なぜこの3社が初任給で抜きん出ているのか。理由は明確です。いずれもグローバルに展開している外資系のコンサルティング会社であり、即戦力としての期待値が非常に高いからです。たとえば、デロイト トーマツ サイバーでは新卒でも年俸582万円。EYも550万円以上が提示され、KPMGもおよそ570万円からスタートとされています。

こうした高い初任給は、ハードな業務をこなす前提でもあり、能力次第で評価されやすい環境とも言えます。もちろん、誰にでも合う職場とは限りませんが、「若いうちから年収をしっかり稼ぎたい」「海外案件に関わりたい」と考えている方にとって、これらの企業は有力な選択肢となるでしょう。

順番に会社概要と企業の特徴・強みをご紹介していきます。

1位:デロイト トーマツ サイバー

会社名 デロイト トーマツ サイバー合同会社(Deloitte Tohmatsu Cyber LLC)
所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
従業員数 421人(2024年4月時点)
資本金 40百万円
事業内容 サイバーセキュリティに関するコンサルティングサービス(サイバー戦略策定、予防・監視・インシデント対応、トランスフォーメーション支援など)

デロイト トーマツ サイバー合同会社は、2019年に設立された比較的新しい企業ながら、すでに国内のサイバーセキュリティ分野で確かな存在感を放っています。グローバルで培われた知見を背景に、官公庁や大企業をはじめ、社会インフラを担う現場でも多くの支援実績を持つのが特徴です。

この会社の特長は、単なる脅威対策にとどまらず、「経営変革に直結するサイバー戦略」の提案まで手がけている点にあります。セキュリティ対策のライフサイクル全体、すなわち戦略策定から予防、監視、インシデント対応に至るまでをワンストップで提供しているのです。

また、CIC(Cyber Intelligence Center)という独自の脅威監視拠点を国内に構え、24時間365日体制でインシデントに備えています。このような実運用とコンサルティングを両立させている点も、同社の他にはない強みでしょう。

2位:KPMGコンサルティング

会社名 KPMGコンサルティング株式会社(KPMG Consulting Co., Ltd.)
所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー
従業員数 2,116名(2025年1月6日現在)
資本金 1億円
事業内容 経営コンサルティング(戦略・業務改革・リスク&コンプライアンス・IT/デジタルトランスフォーメーション・サイバーセキュリティ等)

KPMGコンサルティング株式会社は、経営とテクノロジー、そしてリスク対応を横断的に支援するプロフェッショナル集団だ。サイバーセキュリティの領域では、単なるシステム対策にとどまらず、ゼロトラストやクラウド、さらにはOT/IoTといった先進技術を含めた「現場のリアル」に根ざした支援が強みとなっている。

サイバー攻撃に対する備えはもちろんのこと、インシデント発生後のフォレンジック対応や経営層への報告体制の構築まで、危機対応の“その先”を見据えた支援を提供しているのも特筆すべきポイントだ。

また、製造業や金融など、業界ごとの知見に基づいたサービス設計も行われており、各社の事情に寄り添ったコンサルティングを展開。最新の脅威動向や法規制を網羅する独自調査レポートも定評があり、経営層にとって“今、何が本当に重要なのか”を示す羅針盤的な存在となっている。

3位:EYストラテジー・アンド・コンサルティング

会社名 EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EY Strategy and Consulting Co., Ltd.)
所在地 〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー
従業員数 4,311名(2025年8月1日現在)
資本金 4億5,000万円
事業内容 経営戦略・事業戦略、ビジネストランスフォーメーション、テクノロジー/デジタル、M&A・トランザクション、リスク・ガバナンス等に関するコンサルティングサービスの提供

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は、EY Japanの中核を担うコンサルティングファームであり、約4,300名の専門家が所属しています。経営やテクノロジー分野を中心に、企業変革を支援する幅広いサービスを展開しています。

なかでもサイバーセキュリティ領域では、戦略立案から体制構築、運用、そしてインシデント発生時の対応に至るまで、すべてのフェーズをワンストップでカバーできる体制を構築。単なる技術支援にとどまらず、経営課題とサイバーリスクの橋渡しができる点が大きな強みです。

加えて、EYが持つグローバルネットワークの知見を活かし、日本国内のみならず、世界規模のセキュリティ課題にも対応。金融・製造・インフラといった多様な業界において、デジタル変革とセキュリティ対策を両立させる支援を行っています。

有給取得日数が多いランキング

続いて、日本のサイバーセキュリティ企業の中でも有給取得日数が多いランキングがこちら!

日本のサイバーセキュリティ企業【有給取得日数が多いランキング】 平均年収(万円) 売上高(百万円) 初任給(円) 有給休暇(日) 自己資本比率(%) 残業時間 口コミ評価
1位:NRIセキュアテクノロジーズ 336,500 18.5 30.0 3.50
2位:日立システムズ 627,421 269,000 18.1 28.9 4.17
3位:日立ソリューションズ 269,000 17.3 28.8 4.42

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「働きやすい会社って、結局どこなの?」と疑問に思ったことはありませんか?

サイバーセキュリティ業界でも、長時間労働が問題になりがちな一方で、しっかり休める環境を整えている企業も確かに存在します。

実際のデータを見てみると、有給取得日数が多い企業としてまず挙がるのがNRIセキュアテクノロジーズ。年18.5日の有給取得実績は、業界の中でも群を抜いています。そのほか、日立システムズ(18.1日)、日立ソリューションズ(17.3日)も上位にランクインしており、「休みづらさ」を感じにくい社風が見て取れます。

特にNRIセキュアでは、有給休暇のほかにも連続休暇制度など、心と体をリセットできる仕組みが導入されているのが特徴です。「忙しいけど、しっかり休める」このバランスが取れていることは、長く働くうえで非常に大切です。

もし「働きやすさ」を企業選びの軸にしているのであれば、有給取得日数に注目してみるのも一つの方法。数字は嘘をつきません。実際の取得実績から、企業の柔らかさが透けて見えるはずです。

順番に会社概要と企業の特徴・強みをご紹介していきます。

1位:NRIセキュアテクノロジーズ

会社名 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRI SecureTechnologies, Ltd.)
所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル
従業員数 連結:775名/単体:652名(2025年4月1日現在)
資本金 4.5億円
事業内容 情報セキュリティ分野におけるコンサルティング、DXセキュリティ、マネージドセキュリティサービス、セキュリティソフトウェアの提供

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、野村総合研究所(NRI)グループの一員として2000年に誕生した、情報セキュリティの専門企業です。東京都千代田区に本社を構え、社員数はグループ全体で約775名。セキュリティの「現場」を深く理解し、実践に即した支援ができる点が際立っています。

主な事業は4つ。企業の課題に踏み込む「セキュリティコンサルティング」、クラウド活用やゼロトラストを見据えた「DXセキュリティ支援」、24時間365日体制で監視・対応を行う「マネージドセキュリティサービス(NeoSOC)」、そして自社開発の「セキュリティソフトウェア提供」です。

特徴的なのは、単なる助言に留まらず、対策の設計から運用、改善までワンストップで伴走できる体制。そして、NRIグループの知見や海外拠点と連携したグローバル対応力により、国内外の企業に対して柔軟かつ確かなセキュリティを提供しています。

2位:日立システムズ

会社名 株式会社日立システムズ(Hitachi Systems, Ltd.)
所在地 〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
従業員数 単体:10,520名/連結:20,179名(いずれも2025年4月1日現在)
資本金 19,162百万円
事業内容 システム構築事業、システム運用・監視・保守事業、ネットワークサービス事業、情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発

全国300拠点以上に展開する体制を武器に、日立システムズは「現場力」で勝負しているITサービス企業です。ITインフラの構築から、その後の運用・監視・保守に至るまで、すべてを一気通貫で手がけられるのがこの会社の最大の強み。そしてその中でも存在感を増しているのがサイバーセキュリティ分野です。

セキュリティ運用を支えるのは、国内に複数構えるSOC(セキュリティオペレーションセンター)や、NOC(ネットワークオペレーションセンター)。24時間365日体制で脅威を監視し、脆弱性の洗い出しやCSIRT構築支援なども含めて、総合的なサポートが可能です。

また、Google Cloudとの連携やグローバル人材との協業により、ゼロトラストやクラウドセキュリティへの対応力も着実に強化中。重要インフラを含む多業種のDXを、セキュリティの側面からしっかりと支える“縁の下の力持ち”といえる存在です。

3位:日立ソリューションズ

会社名 株式会社日立ソリューションズ(Hitachi Solutions, Ltd.)
所在地 〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目12番7号 日立ソリューションズタワーA
従業員数 5,049名(単独)/14,548名(連結)(2025年3月31日現在)
資本金 200億円
事業内容 ソフトウェア・サービス事業、情報処理機器販売事業(システムインテグレーション、ITプラットフォーム、各種業種別ソリューションなど)

日立ソリューションズは、日立グループの中でソフトウェア・サービス分野を担う企業として知られています。東京都品川区に本社を構え、5,000人以上の社員が在籍。グループ全体では1万4,000人を超える規模です。200億円という資本金からも、その企業規模の大きさがうかがえます。

特筆すべきは、自社で開発した情報漏洩防止製品「秘文」などを中心に、セキュリティ分野で強い存在感を示している点です。これまでに培ってきたCSIRTやSOCの運用実績をベースに、企業のサイバーセキュリティ体制強化を支援。CSIRTの立ち上げから、ログの可視化や分析、インシデント対応、さらには社内教育に至るまで、幅広くサポートしています。

また、近年ではEUのサイバーレジリエンス法など、各国の法規制に対応したセキュリティコンサルティングも強化。製品提供にとどまらず、制度対応や実運用を視野に入れたきめ細かな支援体制が整っているのが、日立ソリューションズの大きな強みといえるでしょう。

残業時間が少ないランキング

そして、日本のサイバーセキュリティ企業の中でも残業時間が少ないランキングがこちら!

日本のサイバーセキュリティ企業【残業時間が少ないランキング】 平均年収(万円) 売上高(百万円) 初任給(円) 有給休暇(日) 自己資本比率(%) 残業時間 口コミ評価
1位:サイバーセキュリティクラウド 795 3,857 267,000 8.7 55.3 6.3 3.50
2位:ソフォス(Sophos Japan) 6.5 3.80
3位:GRCS 693 3,288 20.4 10.2 3.67

※2025年12月時点の最新情報(業績・年収・初任給は各社の有価証券報告書【EDINET】や公式サイト、残業時間・口コミ評価は転職会議からそれぞれ引用。)

できるだけ残業が少ない職場で働きたい──そう考える人にとって、実際の残業時間は企業選びの大事なポイントです。

サイバーセキュリティ業界の中で、残業時間の少なさにおいて注目されているのが「サイバーセキュリティクラウド」「Sophos Japan(ソフォス)」「GRCS」の3社です。

特にサイバーセキュリティクラウドは、月平均の残業時間が6.3時間と、業界内でも極めて短く、働きやすさの面で好印象を持たれています。

Sophos Japanに関しても、社員の口コミには「ほとんど定時で帰れる」といった声が見られ、実際に6.5時間という数字からもその実情がうかがえます。

そしてGRCSは、月10.2時間という残業時間を公式にも記載しており、柔軟な働き方を取り入れている姿勢がはっきりと伝わってきます。リモート対応やタスク管理の徹底が、業務効率を高めているようです。

残業時間が少ないということは、単に“楽”ということではありません。仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、長く安心して働ける職場であるかどうかを判断する、ひとつの物差しになります。

給与や知名度だけに目を向けるのではなく、こうした「時間のゆとり」にも注目してみてください。

順番に会社概要と企業の特徴・強みをご紹介していきます。

1位:サイバーセキュリティクラウド

会社名 株式会社サイバーセキュリティクラウド(Cyber Security Cloud, Inc.)
所在地 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-1-1 JR東急目黒ビル13階
従業員数 174名(2025年6月末時点)
資本金 1億円
事業内容 サイバーセキュリティサービス(クラウド型WAF等)の開発・提供

クラウド時代のセキュリティ対策に特化した企業として、サイバーセキュリティクラウド株式会社は注目を集めています。

主力製品は、Webアプリケーションを守るクラウド型WAF「攻撃遮断くん」や、AWS WAFを自動運用する「WafCharm」など。単なる防御にとどまらず、AIエンジン「Cyneural」と脅威分析チーム「Cyhorus」を組み合わせ、未知の攻撃に対する対応力を高めているのが強みです。

国内ではクラウドWAF分野でトップシェアを誇り、導入実績は6,500社を超え、100か国以上へ展開。これだけの規模でありながら、24時間365日体制のサポートを維持しているのは驚きです。スピード感ある開発と運用体制が、現代の攻撃トレンドに対応できる理由でしょう。

セキュリティを“つくる”だけでなく、“動かし続ける”実力を備えた、日本発のサイバーセキュリティ企業です。

2位:ソフォス(Sophos Japan)

会社名 ソフォス株式会社(Sophos K.K.)
所在地 〒107-6012 東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル12F
従業員数 2,000名以上(グローバル)
資本金 1,000万円
事業内容 法人向けサイバーセキュリティソリューションの開発・販売(エンドポイント/ネットワーク/メール/クラウドセキュリティ、マネージド検知・対応(MDR)、技術サポート など)

ソフォス株式会社は、世界各国で60万社以上の導入実績を誇る英国発のサイバーセキュリティ企業Sophosの日本法人です。東京・赤坂を拠点に、国内企業向けにエンドポイントやネットワーク、クラウド、メールといった多層的なセキュリティ対策を提供しています。

最大の特長は、AIを活用した独自のセキュリティプラットフォームと、専門チームによる24時間365日のMDR(マネージド検知・対応)サービスの融合にあります。加えて、運用の中核となる「Sophos Central」は、クラウドベースであらゆるセキュリティ機能を一元管理できる利便性が評価されています。

国内でもデータ主権を意識したサービス提供に力を入れており、日本の企業文化や運用体制に配慮した柔軟な支援体制が整っています。グローバルの先進技術を、日本市場にしっかり根付かせている点が、この企業の大きな強みと言えるでしょう。

3位:GRCS

会社名 株式会社GRCS(GRCS Inc.)
所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル5F
従業員数 213名(2024年11月末時点・連結)
資本金 50百万円
事業内容 GRC・セキュリティ関連ソリューション事業、製品販売、コンサルティング

GRCSは、ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)とセキュリティの領域に特化した日本の専門企業です。もともと2009年にGRC支援を軸にスタートし、その後セキュリティ領域へと事業を拡大。企業のリスク管理体制とサイバー防御を一体で支援できる体制を築いてきました。

大きな特徴は、GRCやセキュリティに関する自社プロダクトを持ちつつ、コンサルティング・運用支援・技術支援までを一貫して提供できること。CSIRT支援ツールやクラウド環境におけるセキュリティ対応、生成AIに関するリスクマネジメントまで、変化の激しいデジタル社会に合わせたソリューションを展開しています。

従業員数は200名超。大手企業や官公庁をはじめとする多様なクライアントに向けて、セキュリティとガバナンスの両輪で信頼性の高い支援を提供しています。

ランキングを踏まえて日本のサイバーセキュリティ企業の中でも優良IT企業5選

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50や項目別ランキングを踏まえて、日本国内で安定性・働きやすさ・成長性を兼ね備えた優良IT企業を厳選しました。

ここからは、以下の選定基準に基づいて、特に注目度の高い5社をピックアップし、各社の特徴や魅力を紹介します。

優良IT企業を選び抜く5つの選定基準

  1. 評判スコア(社員満足度)
    原則として 評判スコア 4.2以上 を候補に。
    社員・元社員から見た総合満足度が高い企業に限定。
  2. 平均年収の水準
    目安として 平均年収 800万円以上 を評価。
  3. 働きやすさ(残業時間・有給取得)
    残業時間:おおむね30時間以内 を目安に評価
    有給取得日数:14日以上 を目安に
  4. 企業規模・安定性(売上・自己資本比率)
    売上規模が大きく、長期的に事業が続きそうな会社を優先。
    自己資本比率も、極端に低くないことを確認(KDDI・富士通・SCSKは特に良好)。
  5. 「コンサル激務系」よりも「安定したIT・インフラ企業」を優先

そして、上記の選定基準に基づいて選び抜いた優良IT企業5選が以下の通り。

日本のサイバーセキュリティ企業の中でも優良IT企業5選

  • NTTデータ
  • 富士通
  • NTTコミュニケーションズ
  • KDDI
  • SCSK

サイバーセキュリティの分野で長期的なキャリアを築きたいと考える方にとって、有益な判断材料になる情報です。次の項目で各企業の強みや実績を詳しく解説します。

【厳選1】NTTデータ

国内のサイバーセキュリティ分野で信頼性と実績を兼ね備えた存在といえば、やはりNTTデータが筆頭に挙がります。セキュリティ体制は万全で、ネットワーク監視や脆弱性診断といった実務をワンストップで提供できる点は、同業他社と一線を画しています。

特筆すべきは、世界59の国と地域にまたがる巨大なグループネットワークを活用し、約19万人規模の業務環境を支えるセキュリティ運用のノウハウが蓄積されていること。その技術力と実績は、官公庁から大手企業に至るまで、幅広い業種から高く評価されています。

待遇面も安定しており、平均年収は約923万円、有給取得率は8割超と高水準。残業時間も月平均28.7時間程度に抑えられており、働きやすさの面でも申し分ありません。実力を磨きながら長く働ける環境を求める方にとって、NTTデータは非常に有力な選択肢と言えるでしょう。

【厳選2】富士通

富士通は、日本を代表するサイバーセキュリティ企業のひとつです。

国内外の企業や官公庁に向けて、セキュリティ対策の提案から構築、運用までを一貫して手がけています。特に注目すべきは、24時間体制の監視センター(SOC)を中心に据えたサービス体制で、近年ではクラウド環境や車載システム向けの防御にも力を入れています。

サイバー攻撃が複雑化する中、富士通は最新の技術を導入しながら、実績と信頼を積み重ねています。実際、セキュリティ分野の支援事例は多数あり、業界内でも長年の経験を活かした堅実な対応力が評価されています。

働く環境も良好です。有価証券報告書によると、平均年収は900万円台と高水準。有給休暇の取得率は7割を超え、残業時間も比較的抑えられています。待遇と働きやすさのバランスが取れている点も、富士通が長く支持されている理由の一つといえるでしょう。

転職や就職で「安心して働ける大手企業」を探している方にとって、富士通は真っ先に検討したい一社です。

【厳選3】NTTコミュニケーションズ

安心して働けて、しっかりと専門性も磨ける環境を探しているなら、NTTコミュニケーションズは候補に入れておきたい1社です。

この企業では、法人向けに「SOC(セキュリティオペレーションセンター)」や、セキュリティ監視・運用のアウトソーシングなど、24時間体制の支援を行っています。特に「WideAngle」や「docomo business」といったブランドで展開される統合型サービスは、ネットワーク監視から事故対応までカバーされており、情報漏洩やサイバー攻撃への対策を一括で依頼できる仕組みが整っています。

もちろん、待遇面も見逃せません。公開データによれば、平均年収はおよそ849万円。平均残業時間は月27時間以下、有給休暇の取得率も80%を超えているなど、働きやすさの指標も高水準です。

「日本のサイバーセキュリティ企業ランキング」で企業を比較する際には、サービス力や技術面だけでなく、こうした実績にも目を向けておくと、転職や就職先選びの判断材料になります。

大手ならではの安心感と、最新のセキュリティ領域でスキルを深められる魅力が、NTTコミュニケーションズには詰まっています。

【厳選4】KDDI

KDDIは、サイバーセキュリティ分野でも着実に実績を重ねてきた大手通信企業のひとつです。

中でも評価されているのが、通信インフラと連携したセキュリティ体制の強化に力を入れている点です。たとえば、自社で構築した「KDDIマネージドセキュリティサービス」は、サイバー攻撃の検知から対応までを24時間体制でカバーし、多くの企業から信頼を集めています。

実際、同社はNTTやソフトバンクと並び、国内の大手企業や官公庁からの導入事例も豊富で、総合的なセキュリティパートナーとしての地位を確立しつつあります。

年収は平均1,000万円前後と高水準で、平均有給休暇取得日数は16.7日と、有給休暇や残業時間の管理も比較的しっかりしており、働きやすい環境が整っている点も魅力です。

安定した企業で専門性を磨きたい、将来性のある分野に携わりたいという人にとって、KDDIは現実的かつ有力な選択肢のひとつになるはずです。

【厳選5】SCSK

SCSKは、「安心して長く働けるIT企業」を探しているなら、ぜひチェックしておきたい一社です。

というのも、同社はセキュリティ領域でも存在感を強めており、国内外のセキュリティベンダーと連携しながら、24時間体制での監視サービスや高度なサイバー攻撃への対応支援を行っています。

たとえば、WAAPを活用したSOC監視サービスや、エンドポイントの不正検知など、企業のリスク管理を多方面から支える仕組みが整っています。

働きやすさにおいても評価は高く、平均年収はおよそ780万円。残業時間は月22時間ほどで、有給休暇の取得率は9割近くに達しています。加えて、「健康経営銘柄」や「ホワイト500」といった外部評価を連続で受けているのも納得です。

給与、働き方、専門性の三拍子がそろったSCSKは、キャリアとプライベートのどちらも大切にしたい方にとって、堅実な選択肢になるはずです。

日本のサイバーセキュリティ企業から内定獲得!おすすめ就活支援サービス

サイバーセキュリティ分野への新卒就職を考えるなら、『レバテックルーキー』が特に頼れる就活エージェントです。

レバテックルーキーは、ITエンジニア志望の学生に特化している点が最大の強みで、公式サイトでは内定率85%以上という実績が公開されています。

実際に、最短2週間で内定を決めた事例もあるほどです(※公式サイトより)。

では、なぜそれほど高い成果が出ているのか。その理由は、レバテックルーキーが技術理解のあるアドバイザーを揃えているからです。

IT業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが、希望やスキルを丁寧にヒアリングした上で、的確な企業マッチングと選考対策を行ってくれます。

履歴書の添削やポートフォリオの相談にも対応してくれるため、技術職志望の学生にとって心強い味方となるでしょう。

また、就活イベント「レバテックルーキーEXPO」では、NTTデータやKDDI、富士通、SCSKといった日本のサイバーセキュリティ企業ランキング上位の有名企業とも出会える機会が用意されています。紹介企業数はなんと8,000社以上!

つまり、成長企業から大手企業まで幅広く比較できるので、「自分に合う会社」を探しやすいのも大きな魅力です。

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングを見ながら就職活動を進めたい方にとって、レバテックルーキーは“情報収集”から“内定獲得”までをつなぐ最適なパートナーになるはずです。

登録も利用も完全無料。迷う前にまずは相談してみることをおすすめします。

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日本のサイバーセキュリティ企業に転職を目指す!転職支援サービス3選

サイバーセキュリティ業界でキャリアアップを目指すなら、転職活動は信頼できる支援サービスを活用することが鍵です。

そこで「日本のサイバーセキュリティ企業に強い転職支援サービス」を3つ厳選しました。

それぞれのサービスはIT業界に特化しており、専門のキャリアアドバイザーによる求人紹介や面接対策、年収交渉など、実践的なサポートが受けられます。

ランキングや企業の特徴とあわせて、自分に合った転職手段を見つけてください。

【転職支援1】マイナビIT AGENT

IT業界で転職を考えているなら、『マイナビIT AGENT』は選択肢に入れておいて損はありません。とくにサイバーセキュリティ企業への転職を視野に入れている方には、頼れる存在になるはずです。

なぜそう言えるのかというと、このサービスはITエンジニアに特化した転職支援に強く、経験者向けだけでなく未経験からの挑戦にも対応しているからです。

実際、マイナビの公式情報では、IT業界出身のキャリアアドバイザーが多く在籍し、応募書類の添削や企業ごとの面接対策をきめ細かくサポートしてくれると紹介されています。

たとえば、表には出回らない「非公開求人」も豊富に取り扱っており、セキュリティ分野の案件も多数確認できます。NTTデータや富士通、KDDIといった大手に加え、成長著しい中堅ベンチャーまで幅広く、あなたの希望に合わせた紹介が受けられるでしょう。

改めて『マイナビIT AGENT』の特徴・利用するメリットをまとめると、

マイナビIT AGENTの特徴・利用するメリット

  • 国内最大級の転職支援実績を持つマイナビ運営のサービス
  • 全国の大手上場企業から人気ベンチャーまで幅広い求人の紹介が可能
  • 特に関東エリアの求人を網羅!一都三県の優良企業の求人が豊富
  • 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート
  • IT業界出身のキャリアコンサルタントがニーズにマッチした転職を提案

もちろん、サポートはすべて無料。登録後すぐに相談が可能で、担当者が丁寧に話を聞いてくれるため、転職初心者でも安心して利用できます。無理な押しつけがない点も、個人的には好印象でした。

自分に合う職場を見つけたい、でも一人で企業探しや選考対策を進めるのは不安。そんなときこそ、マイナビIT AGENTのようなプロの力を借りてみてはいかがでしょうか。

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【転職支援2】レバテックキャリア

レバテックキャリア』は、ITエンジニアやセキュリティ分野の専門職に特化した転職エージェントとして、多くの転職希望者から信頼を集めています。

なかでも注目したいのが、サイバーセキュリティ業界に強く、年収700万円以上の高待遇求人や、大手・有名企業の非公開求人も多数扱っている点です。

実際に、レバテックキャリアの公式サイトでは「セキュリティエンジニア/年収740万円~1,200万円」といった好条件の求人情報が確認できます。

こうした案件に加えて、キャリアアドバイザーは業界知識が深く、職務経歴書の添削や企業との年収交渉まで丁寧に対応してくれるのが魅力です。

改めて『レバテックキャリア』の特徴・利用するメリットをまとめると、

レバテックキャリアの特徴・利用するメリット

  • ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1
  • 求人紹介だけでなく開発現場のリアルな情報も把握可能
  • IT・Web業界を知り尽くしたアドバイザーが徹底サポート
  • 内定率を上げる企業別の面接対策・アドバイスも実施
  • エンジニアとしての市場価値診断(年収診断)も受けられる

転職活動を本格的に始めたい方、あるいは今の年収やポジションに不満がある方にとって、レバテックキャリアは非常に心強い味方になるはずです。

専門性の高いサポートと豊富な選択肢を活かし、自分に最適なキャリアを見つけてください。

【転職支援3】社内SE転職ナビ

サイバーセキュリティ分野で転職を考える人の中には、「できれば自社のIT部門で腰を据えて働きたい」という人が少なくありません。

そんな希望にしっくり合うのが転職支援サービスの『社内SE転職ナビ』です。

社内SEや情報システム部門に特化しているおかげで、セキュリティ領域の求人を数多く扱っており、公開されているものだけでなく非公開求人も豊富に揃っています。(参考:公式サイト

実際、求人件数は数千件規模にのぼり、応募書類の添削や面接対策などのフォローも丁寧です。相談は対面でもオンラインでも対応しており、忙しい人でも無理なく利用できます。

改めて『社内SE転職ナビ』の特徴・利用するメリットをまとめると、

社内SE転職ナビの特徴・利用するメリット

  • 10,000件以上の社内SE求人を保有し、多種多様な企業・ポジションから選べる!
  • 入社後の定着率96.5%を誇り、求人と応募者のマッチング精度が高い!
  • IT業界に詳しいコンサルタントが面談・書類添削・面接対策などを無料でサポート!

自社内でセキュリティに携わりたい人にとって、選択肢を広げる意味でも登録しておきたいサービスです。

複数の転職エージェントと併用しながら進めると、希望に合う企業に出会える確率が高まります。ぜひご活用ください。

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【公式サイト:https://se-navi.jp

【Q&A】日本のサイバーセキュリティ企業に関するよくある質問

最後に日本のサイバーセキュリティ企業に関するよくある質問をまとめました。

日本国内における代表的な企業や上場状況、業界の傾向や注目される銘柄など、よく検索されている疑問にわかりやすく答えます。

【質問1】サイバーセキュリティの日本最大手は?

日本で「サイバーセキュリティの最大手」と呼べる企業を絞り込むのは難しいのですが、業界全体を見渡すと輪郭が浮かんできます。

総合系では NRI(野村総合研究所)、トレンドマイクロ、NTTデータ、日立製作所といった名前が必ず上位に出てきます。 いずれも売上や組織規模だけでなく、実績や市場からの評価が安定しており、国内のセキュリティ領域を支える中心的な存在です。

また、セコムやラックのようにセキュリティ専門の事業で存在感を放つ会社もあり、分野ごとに“最大手候補”が複数存在すると捉えると理解しやすいはずです。

【質問2】サイバーセキュリティの上場企業はどこですか?

国内市場には、サイバーセキュリティ分野で上場している企業が数多くあります。

代表的なのは、トレンドマイクロ(4704)、ソリトンシステムズ(3040)、サイバーセキュリティクラウド(4493)、グローバルセキュリティエキスパート(4417)、ブロードバンドセキュリティ(4398)、ラック(3857)など。

テーマ株としてまとめられた一覧を確認すると、東証プライム・スタンダード・グロースを横断して80社近くが該当します。

転職先の候補を探すなら、日本のサイバーセキュリティ企業ランキングとセットで、こうした上場企業の安定性や事業の幅も見比べると判断がしやすくなります。

【質問3】世界のサイバーセキュリティ企業ランキングは?

世界的な視点で見ると、アメリカ企業がサイバーセキュリティ分野をリードしています。

たとえば、2025年時点で業界を牽引しているのは「パロアルトネットワークス」「クラウドストライク」「フォーティネット」「チェックポイント」などです。

これらの企業は、クラウドセキュリティやゼロトラスト型の防御戦略を実用化し、大企業を中心に導入が加速しています。日本企業も対抗策を講じていますが、技術革新やスピード感では海外勢に一歩及ばない印象です。

今後、国内企業がどう存在感を高めていくのかが注目されます。

【質問4】サイバーセキュリティの本命銘柄はありますか?

投資家の間で「本命」として注目されているのは、やはり「トレンドマイクロ」と「FFRIセキュリティ」です。

トレンドマイクロは安定した収益基盤と海外展開の強さから、長期保有にも向いていると評価されています。一方、FFRIセキュリティは技術力と成長性が魅力で、中小型株ながら将来性を見込んで買われるケースが増えています。

どちらの銘柄もサイバー攻撃が増加する社会背景の中で、継続的な需要が期待されています。もちろん投資は自己責任ですが、サイバーセキュリティの成長市場において注目して損はない存在です。

【質問5】サイバーセキュリティの業界地図はどうなっている?

サイバーセキュリティ業界の全体像をつかむなら、領域ごとに大きく分類して眺めると理解が早くなります。

まず、国内のシステム構築を担う総合系の NTTデータ、NEC、富士通、日立製作所、NRI が大きな柱を形成しています。 一方、トレンドマイクロ、ラック、サイバーセキュリティクラウド、ブロードバンドセキュリティのような専業ベンダーは、攻撃検知や監視サービスに特化して強みを伸ばしています。

物理・デジタル統合領域ではセコムが長年の実績を背景に法人向けサービスを拡大し、海外では Palo Alto Networks や CrowdStrike が存在感を広げています。

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングを読み解く際も、こうした業界地図を頭に入れておくと、企業選びがぐっとラクになります。

まとめ:日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50を厳選紹介

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50を厳選紹介してきました。

改めて、日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50をまとめると、

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングTOP50

  • NTTデータ
  • 富士通
  • 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
  • KPMGコンサルティング
  • 日立ソリューションズ
  • NTTコミュニケーションズ
  • 野村総合研究所(NRI)
  • KDDI
  • TIS
  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング
  • SCSK
  • NTTデータ先端技術
  • 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)
  • 日立システムズ
  • インターネットイニシアティブ(IIJ)
  • NEC(日本電気)
  • ラック
  • トレンドマイクロ
  • 三菱電機
  • SBテクノロジー
  • シスコシステムズ
  • ネットワンシステムズ
  • NECネッツエスアイ
  • マクニカ
  • 京セラ
  • YE DIGITAL(ワイ・イー・デジタル)
  • 日鉄ソリューションズ(NSSOL)
  • セキュア
  • ソフォス(Sophos Japan)
  • ベリサーブ
  • FFRIセキュリティ
  • インテリジェント ウェイブ
  • GRCS
  • HENNGE
  • グローバルセキュリティエキスパート(GSX)
  • マカフィー(McAfee Japan)
  • サイオス
  • デジタルアーツ
  • SHIFT
  • TOKAIコミュニケーションズ
  • セキュアイノベーション
  • NRIセキュアテクノロジーズ
  • イー・ガーディアン
  • エンカレッジ・テクノロジ
  • サイバーセキュリティクラウド
  • デロイト トーマツ サイバー
  • 網屋
  • ソフトバンク
  • シーイーシー(CEC)
  • バリオセキュア

そして、日本のサイバーセキュリティ企業ランキングに関する重要な5つの結論もまとめると、

日本のサイバーセキュリティ企業ランキングに関する重要な5つの結論

  • 日本のサイバーセキュリティ業界では、NTTデータや富士通など大手IT企業がランキング上位に位置している
  • SCSKやKDDIなども技術力や働きやすさの観点から優良企業として注目されている
  • 就職活動には「レバテックルーキー」など専門性の高い支援サービスを活用するのが効果的である
  • 転職を考えるなら、「マイナビIT AGENT」「レバテックキャリア」などが豊富な求人と手厚いサポートを提供している
  • ランキングだけでなく、職場環境やサポート体制など多角的に企業を評価することが満足度の高いキャリア選択に繋がる

「日本のサイバーセキュリティ企業ランキング」を調べることで、IT業界における成長性や企業の信頼性を把握しやすくなります。

大手企業だけでなく、福利厚生や職場環境に配慮した企業も多数ランクインしているため、キャリアの方向性を明確にする指針として活用するのがおすすめです。