IT業界をやめてよかった体験談5選とやめた後の適切な行動【後悔する前に考えたいこと】
迷えるエンジニア2

「IT業界をやめようか迷ってる。辞めるのはもったいない?やめた後の行動を教えてほしい。」

この疑問・悩みに答えます。

本記事では、「IT業界、ITエンジニアをやめようか迷っている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事でわかること

  • 実は、IT業界を辞めるのは惜しいこと
  • IT業界から離れたい理由とやめてよかった体験談
  • 後悔する前に知っておきたい、IT業界で理想の働き方を手に入れる方法

なぜ、IT業界を辞めようと考えるのか?
本当に、IT業界をやめてよかったのかどうか?

多くのIT業界従事者が、今の働き方・労働環境に悩んでいます。

「あなた」もその一人なら、このまま読み進めてみてください。

後悔する前にIT業界から離れたいと感じる理由と理想の働き方を手に入れる方法をご紹介していきます。

そもそもIT業界を辞めるのは惜しいこと

「IT業界を辞めたい」

「IT業界から離れたい」

このように考える人も少なくないでしょう。

きっと、本記事にたどり着いた「あなた」もその一人ではないでしょうか?

ただ、長年の経験からお伝えします。
そもそもIT業界を辞めるのは惜しいことなんです。

それはなぜか?一言でいえば、IT業界には他業界にはない「高い将来性」があるから。

具体的にどんな将来性か?勤めることで得られるベネフィットがあることを、まずはお伝えします。

エンジニアの需要は高い=市場価値が高い

何より、エンジニアの需要は高い=市場価値が高いということ。

現在進行形でエンジニアの需要は非常に高いです。
需要が高い、ということは人材市場における価値は高く、転職しやすいことを意味します。

実際、経産省の試算でIT人材の不足は2020年で37万人。
2030年には79万人にIT人材不足が拡大すると見ており、IT人材の育成が急務だとしています。

別の調査結果でも、情報通信業の未充足求人は28万人との指摘もあり。
IT人材の不足は、需要と直結するため、今後もエンジニアの需要は高い水準のまま推移すると見られます。

さらに今後は、産業のDX化の流れが加速しています。
JETROの調査でも、通信・情報・ソフトウエア部門では7割以上がすでに取り組んでいると回答しており、デジタル人材の必要性は高まっています。

DX化が進めば、IT業界以外の業種でもデジタル人材が必要とされるので、エンジニアの市場価値はこれからますます高まるといえます。

IT業界から足を洗うのではなくまずは転職を考えるべき

ここで言いたいのは、IT業界から足を洗うのではなくまずは転職を考えるべきだということ。

なぜなら、IT業界でもホワイトな職場は非常に多いからです。

実際に総務省調べで、IT企業の『55.7%』がリモートワークを実施。
他業種に比べても最も高い水準となっており、多様な働き方が可能になっています。

さらにいえば、働く人のライスステージに合わせた取り組みを行うIT企業も多数あります。

たとえば、グループウェアや業務改善サービスを開発・提供する「サイボウズ」
サイボウズでは、通学や副業など個人の事情に合わせた勤務スタイルを選べる制度も積極的に取り入れています。

それらの制度は、単に形だけの設置ではありません。
以下のように具体的な施策(社内制度)として、充実していることがわかります。

サイボウズの充実した社内制度

  • 在宅勤務では、在宅環境手当が勤務時間や勤務日数に関わらず月5,000円を支給。
  • 仕事場所確保のためカフェを利用した場合のカフェ代も、経費として申請可能。
  • 休暇も主体的に自分らしく働けるよう年に5日、取得要件を限定しない休暇を取得可能。

また、副業を「複業」とし申請や承認不要で自由に行えたりと、いかにホワイトな現場かがわかります。

以上のことから、IT業界では、新しい働き方に取り組んでいるホワイトな企業が多くあります。

つまり、「IT業界を辞めたい」と感じるのは、会社の職場環境にも問題があるといえます。

でも、IT業界でも従業員ファーストな職場はいくらでもあります。
IT業界を辞めたいと感じるのは、単にあなたが世界を知らないだけかもしれません。

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IT業界から離れたいと感じる3つの理由

では、なぜIT業界から離れたいと感じるのか?

ここでは、具体的なIT業界から離れたいと感じる3つの理由をご紹介します。

【理由1】残業や休日出勤が多いから

まず1つ目の理由が「残業や休日出勤が多いから」

IT業界は他業種に比べても、残業や休日出勤は多い業種だといえます。

実際、厚労省が公表した「IT業界の現状と課題」によると、IT業界の受注・発注の仕組みやITエンジニアの仕事の特性により、時間外労働が増えることを挙げています。

仕事の特性とは、つまり、システム開発に要する設計・プログラム作成や顧客とのやり取りなど、様々な工程が含まれる仕事ということです。

開発には、委託業者や開発チームなど、多くの関係者が関わります。
一つのプロジェクトでも10人以上のエンジニアが関わるケースもあり、やりとりが単純ではない以上、業務量の増える要因とも言えます。

さらに、パーソル総合研究所が公表した業種別長時間労働を見ると、「情報通信業」の月30時間以上の残業割合は『32.1』と他業種と比較しても高水準であることがわかります。

こうした状況を受け、近年厚生省ではワークバランスの実現を図るため、「働き方改革実行計画」を進めていますが、現状としては課題が多い状況です。

従って、IT業界で残業や休日出勤がある職場は依然として多く、離れたいと感じる人もいると言えます。

【理由2】終日PC仕事でメンタルが病むから

次に2つ目の理由が「終日PC仕事でメンタルが病むから」

ITエンジニアの職業病ともいえる悩み。
仕事中は、基本的に休憩時間以外ずっとPCに張り付いて作業します。

そのため、メンタルが病むのもしばしば。
実際、パソコンなどの機器を長時間使用することによって、引き起こされる症状のことをVDT症候群と言います。

VDT症候群とは、パソコンなどディスプレイを長時間見続けることで、 目や身体や心に影響のでる病気のこと。

なので、エンジニアの仕事で精神的にもダメージを受ける人は少なくありません。
厚生省でも「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を制定し、健康を呼び掛けていますが、まだ改善するには至っていません。

これら終日PC作業が強いられる極端な労働環境から、IT業界を離れたいと感じる人は多いです。

【理由3】プライベートの時間確保が難しいから

そして3つ目の理由が「プライベートの時間確保が難しいから」

IT業界は、他業種に比べても成長が早い産業。
次から次へと新しい技術・トレンドが生まれる特徴的な業界です。

そのため、IT業界の中で働く人も常に成長・アップデートしていく必要があります。

特に開発を担うITエンジニアは別格です。
一般的な資格や技術と異なり、ITスキルは日進月歩、日々変化しています。

取り扱う情報は、常に新しいものに刷新されていきます。
いち早く対応できるよう自分のスキルを磨く必要があり、職場からも要求されます。

これほど進化が早い業界に在籍している以上は、仕事の時間以外にも、新しい技術を学ぶ時間が必要となり、普段の休みの時間もどんどん削られていきます。

情報を扱うIT分野の仕事は、新しい情報に対応することはむしろ当然のことかもしれません。
ですが、時時刻刻と変化する環境に長くいると、いくらエンジニアの仕事を好きでやっている人でも、嫌気がさしてくるでしょう。

なので、IT業界から離れていく人が多いのは、自分の時間が確保できないことも大きいと言えます。

IT業界をやめてよかった体験談5選

ここでは、実際にIT業界をやめてよかった体験談をご紹介します。

  • なぜIT業界をやめたいと感じたのか。
  • やめてどんな心境の変化があったのか。

今現在、IT業界・ITエンジニア職をやめようか迷っている方は、参考にしてみてください。

【体験談1】納期に追われるストレスがなくなった

納期やデバッグが精神的にきつかった人は、一般事務などに転職してよかったという人もいます。

たしかに、年に数回だけのプロジェクトなら耐えられます。
しかし、年中納期に追われ続ける仕事は、終わりが見えないようで徒労感に陥りますよね。

納期に追われない、という一点だけでも、解放されたら身軽でやめてよかったと痛感します。

【体験談2】会社や職場で人と話す機会が増えた

職場で黙々と業務を行うだけだった人は、雑談をする相手もおらずに辞めていくといったケースがありました。

デスクワークが好きな人は、人とあまり接しなくても平気という人は多いかもしれません。
ですが、ずっと何も話せない状況というのは、いくらデスクワークが好きでも、きついですね。

【体験談3】プライベートの時間も確保できるようになった

エンジニアの仕事は、自分の時間をあまり持てないという人も多いです。
業務は日々無理なくこなせても、勉強することも多いため、休日を削ってまで専念する人がいます。

ですので、エンジニアを辞めると、プライベートの時間が持てたという人も多いと言えます。

【体験談4】IT土方とも呼ばれる体育会系ノリがなくなった

「IT土方」とは、IT業界特有の労働環境。
下請け企業に、単純でもきつい業務を渡す土方をなぞった言葉。

IT土方は体育会系なノリだけでなく、下請けと元請けでは給料も大きく異なります。
なかには、雑用のような仕事を任されて、なおかつ、給料も安いという人がいるようです。

IT業界の給与体系は、携わる職種によって、幅広く存在します。
なので、そういった人は、IT業界を辞めて、収入が増えたという人も事実います。

【体験談5】難しい設計業務の苦行から解放された

エンジニアの設計業務は、プロジェクトの中でも重要な工程のひとつです。
ですが、重要であるがゆえに、ストレスにも感じる人は多い。

設計は細かい作業になるので、解放されてスッキリやめてよかったという人もなかにはいます。

【後悔する前に】IT業界で理想の働き方を手に入れる方法

迷えるエンジニア

「IT業界をやめてよかった理由や体験談もわかった!それでもエンジニアとしての市場価値をどんどん上げていきたい!でも、どうすればITで理想の働き方は手に入る?」

IT業界から離れたい原因は「現状への不満」
特に、職場の環境や理想と現実のミスマッチが往々にしてあります。

ですが、視野を広げれば、理想の働き方は簡単に手に入れることが可能です。

なぜなら、単に知らないだけだから。
ここではIT業界で理想の働き方を手に入れる方法をご紹介していきます。

【方法1】ホワイト企業へ転職する

まず考えたいのが「ホワイト企業へ転職する」

IT業界にもホワイトな企業は、非常に多くあります。
たとえば、「働きがい」のある企業を調査する専門機関「Great Place To Work」

本機関から公表された「働きがいのある会社ランキング(2024年版)」の全ての部門において、1位は情報通信業(IT企業)がランクインしています。

働きがいのある会社ランキング1位

  • 【大規模部門】シスコシステムズ(情報通信業)
  • 【中規模部門】コンカー(情報通信業)
  • 【小規模部門】あつまる(情報通信業)

1位だけでなく、多くのIT企業がランクインしています。
IT業界でも優良企業は、探してみれば意外と簡単に見つけることができます。

ただ、自分一人の労力でホワイト企業を探すのは至難の業。
ネットの情報だけを頼りに、数あるIT企業の中から優良企業を見分けるには、やはり限界があります。

自分に合った会社を探すのに自信がない。
探す時間もないほど、現在の業務に追われている方は、「転職エージョント」を活用しましょう。

転職エージェントを活用するメリットは多岐にわたります。

転職エージェントを活用するメリット

  • 求職者のニーズに合った会社を紹介してくれる
  • 非公開の求人情報や業界のコネクションがある
  • 自己ブランディングの支援や業界分析にも役立つ
  • 転職プロセスがスムーズになる(円満な退職など)

何より完全無料で利用できるのが最大のメリット。

会社を見つけるだけでなく、転職するまでのサポートも受けられるため、使わない理由がありません

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【方法2】IT業界で職種を変えてみる

次に2つ目の方法が「IT業界で職種を変えてみる」

迷えるエンジニア3

「IT業界はやめたくない。でもエンジニア職は向いてないようだ。」

このように感じる方は、職種を変えることをおすすめします。
なぜなら、IT業界に留まって職種を変えるだけでも、長く続けられる可能性は高くなるからです。

実際、経産省が実施した「労働経済の分析」にて得られた職種間のキャリアチェンジをした人の職業生活全体の満足度は、ワークライフバランスを改善するだけで、満足度が高くなる傾向があるとしています。
(出典:厚労省「転職先を選んだ理由と職業生活全体の満足度の関係についての回帰分析」

経産省のデータは、労働市場全般の統計ですが、同じことがIT業界でも当てはまるといえます。

つまり、

  • エンジニア職で培った技術の知識を活かして、顧客に製品やサービスを販売するテクニカルセールスなどの営業職につく。
  • プログラミングなどを行うソフトウェアエンジニアから、通信システムの設計を行うネットワークエンジニアに職種を変える。

上記のように、職種を変えるだけで、仕事の満足度は上がる可能性があるということ。
さらにいえば、同じIT業界なら似通った知識が活かせて、一から学ぶ手間も省けます。

場合によっては、前職種よりもキャリアアップが図れることも。
職種を変えることも、理想の働き方に近づける方法のひとつだと言えます。

【方法3】自社開発のITエンジニアを目指す

SESや客先常駐の働き方から解放されたい方は「自社開発のITエンジニアを目指す」

自社開発のITエンジニアを目指すのも、IT業界で働く上でプラスになります。
なぜなら、やりがいを感じやすく、クライアントの仕事と異なり、精神的プレッシャーも少ないからです。

厚労省が調査した「ITエンジニアが働く職場の現状」によると、顧客先に常駐して業務をする「客先常駐」を行うIT企業は、全体の9割を占めています。

客席常駐(SES)は、システム開発の中でも末端業務を任せられるのが主なので、キャリアアップを図りづらい仕事とされています。

なので、仕事に対する満足度も低く、場合によっては、ストレスの原因にもなりかねません。
また、クライアントの企業で常駐の仕事をするため、所属する会社への帰属意識も低く、自社貢献の気持ちが弱まります。

一方、自社開発のITエンジニアであれば、上記SESのデメリットは改善されます。
自社開発の業務は企画立案からの上流工程が含まれやりがいがあり、納期などの融通も利きやすく、精神的な負担は少なくなります。

実際、1,004名のエンジニアにアンケートした調査結果でも、自社開発の方が客先常駐より働き方の柔軟性は優位となっています。

従って、エンジニアとしてワークライフバランスを意識するなら、自社開発企業への転職を目指すのが最適解といえます。

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【方法4】フリーランスエンジニアになる

そして4つ目の方法が「フリーランスエンジニアになる」

フリーランスエンジニアとして、IT業界で活躍している人は多いです。
フリーランスであれば、会社に拘束されずに自由な働き方を手に入れることが可能です。

たとえば、自分でスケジュールを管理でき、どのプロジェクトに参加するかを選択できます。
また、フリーランスであれば、企業に比べて成功報酬や契約金を交渉できる可能性も高まります。

成功報酬や契約金を交渉できれば、それだけ自分の収入がアップするので、労働意欲もアップします。
勤務スタイルも、企業による垣根を超えて、個別のプロジェクトに参画できるので、良い刺激となり、経験にもなります。

ですが、一方でフリーランスは収入が安定しない、というデリットがあります。

フリーランスとして信用や信頼関係を築くには、時間がかかります。
ITスキルも主体的に情報をキャッチアップしなければ、日々進化するIT業界に乗り遅れる恐れがあります。

つまり、フリーで活動するには、地道な努力と飽くなき探究が重要だということ。
個人の優先する利益がリスク許容度を上回ることが、フリーランスとしてやっていくうえで、重要になってくると言えます。

ではフリーランスエンジニアになるには、どうすればいいのか?

黙っていても案件は降ってきません。
報酬の保証もないため、食べていくこともできません。

フリーランスエンジニアとして活動するには、まずフリーランスエンジニア専門のエージェントサービスに登録することから始まります。

エージェントサービスでは、エンジニアと業務を依頼したい企業をマッチングさせるサービスのこと。

サービスに登録すれば、専任の担当者があなたのスキルや希望条件に合った案件を提案してくれます

今では、エージェントサービスの数も増えて、どれを選べばいいか迷うほど。
おすすめは以下3社であり、どれも案件が豊富だけでなく、手厚い保障・福利厚生も受けられます。

まずは、カウンセリングを受けてみて、相性の良いサービスを見つけることから始めるのがいいですね。

無料でフリーランスエンジニア専門エージェントサービスおすすめ3選

【方法5】未経験ならプログラミングスクールに通う

これからIT業界を目指したい方で「未経験ならプログラミングスクールに通う」

ITエンジニアに興味がある、転職したいと感じる人は多いです。

ですが、エンジニア職は専門職の一つ。ただなりたいと思ってなれる職業ではありません。

仮に転職できたとしても、就業後がエンジニア職の本番です。
前述の体験談でも紹介の通り、ついていくのが精一杯で、プライベートの時間など皆無、といった状況は往々に起こりえます。

なので、本気でエンジニアを目指すなら、業界に飛び込む前に、プログラミングスクールなどで基本的な知識を身につける必要があります。

近年では、プログラミングスクールが全国で普及しています。
実際「プログラミング教育市場規模調査」によると、社会人向け情報教育市場の規模は103億円と言われ、需要の高まりを示しています。

さらに同調査で、2030年には1,000億円超の市場規模になる可能性が高いとの見方をしており、今後もIT人材の教育市場は発展すると見られています。

需要の高まりからもわかる通り、国内には様々な種類のプログラミングスクールがあります。
未経験の人にも無理なく学習できる講座は豊富にリリースされており、自分に合ったコースやサービスを選べます。

ここでは、おすすめのプログラミングスクールを3つご紹介します。
それぞれスクールの特徴や強みは異なるため、まずは無料のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

未経験からITエンジニアを目指したい方は、ぜひプログラミングスクールを受講し、転職の手ごたえを掴むことをおすすめします。

未経験からITエンジニアへ!就職支援付きプログラミングスクールおすすめ3選

【Q&A】やめてよかったと言われるIT業界に関するよくある質問

最後にやめてよかったと言われるIT業界に関するよくある質問をまとめます。

【質問1】IT業界に向いていない人の特徴は?

疑問に思うエンジニア

「IT業界に向いていない人の特徴は?」

具体的にIT業界に向いていない人の特徴は、以下の通りです。

IT業界に向いていない人の特徴

  • ITに対する関心や好奇心がない人(IT業界は技術の進歩・変化が激しいため)
  • 継続的に学習する意欲がない人(新しいスキルを随時身につける必要があるため)
  • 細かいことにこだわりがない人(細かい作業やコードのデバッグの頻度が高い)
  • プレッシャーに弱い人(納期や期限を守って作業する場合が多いため)

ただし、自分の弱点を訓練や学習により克服しようという人は、もともとは向いていない人であっても、対応できることも多々あるでしょう。

いずれにしても、仕事に対する前向きな姿勢があるか否かが大事だと言えます。

関連記事:IT業界が合わない?向き不向きを判断する方法と向いていない人の特徴から適職も紹介

【質問2】エンジニア向いてない時におすすめの転職先は?

疑問に思うエンジニア

「エンジニア向いてない時におすすめの転職先は?」

エンジニアの特性から適職となる転職先は以下のように示せます。

エンジニアの特性から考える適職

  • 問題解決能力に優れている → 営業・コンサルタント
  • 創造性がある → デザイナー
  • 自己管理能力がある → フリーランス
  • 指導性が必要とされる → トレーナー・ITインストラクター
  • 分析能力に長けている → 販売・経営系

また、エンジニアはプロジェクトを数人のチームで行う機会が多いです。
なので、コミュニケーションスキルを活かせる、営業セールスや専門講師といった仕事が向いていると言えます。

コミュニケーションが不得手な人は、デスクワークを主とする仕事、ソーシャルワーカーや事務職員が向いていると言えるのではないでしょうか。

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【質問3】IT業界をやめて異業種への転職はできる?

疑問に思うエンジニア

「IT業界をやめて異業種への転職はできる?」

IT業界で身につけたスキルやノウハウは、異業種でも活かせる仕事が幅広くあります。
たとえば、IT知識やスキルは、一般企業の社員よりも遥かに能力が高いので、パソコンを扱う仕事であれば、十分に通用します。

さらに、エンジニア等のスキルから身近なパソコン異業種は、Wedデザインやクリエイター、DTPなどの印刷物を扱うパソコン業務などがあると言えます。

また、パソコンスキル以外でも、データを扱うアナリストや、IT知識を活かしたコンサルタント業務などでも、十分活躍できる余地はあるでしょう。

いずれにしても、 IT業界で身につけたスキルやノウハウは、一度身につけた後、全く他の仕事で役に立たなくなる、ということにはなりません。

関連記事:IT業界から足を洗う人におすすめの転職先5選と抜け出したい時に最適な方法

まとめ:IT業界をやめてよかった体験談とやめた後の適切な行動

IT業界をやめてよかった体験談とやめた後の適切な行動をまとめてきました。

改めて、IT業界をやめてよかった体験談をまとめると、

IT業界をやめてよかった体験談

  1. 納期に追われるストレスがなくなった
  2. 会社や職場で人と話す機会が増えた
  3. プライベートの時間も確保できるようになった
  4. IT土方とも呼ばれる体育会系ノリがなくなった
  5. 難しい設計業務の苦行から解放された

IT業界をやめてよかった、と感じる人がいるのは事実です。
特に、エンジニア業務に特有の時間や工程に追われてストレスを感じる人が目立ちます。

主な要因としては、エンジニアの仕事は、多くの関係者を巻き込みプロジェクトを進めるため、時間や工程に余裕を持たせることが難しいことが大きいと言えます。

ですが、難しいだけにやりがいも大きいのがIT業界。
視野を広げれば、理想の働き方は簡単に手に入れることも可能です。

自分のライフスタイルに合ったIT企業、職場が見つかれば、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。

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