SESを辞めてよかったと感じた5つの理由と目的別のおすすめ転職先も紹介
迷えるエンジニア2

「SESを辞めたい。。SESを辞めてよかった感じる?辞めても困らないようにおすすめの転職先も教えてほしい!」

この疑問・悩みに答えます。

本記事では、「SESを辞めたいと感じている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事でわかること

  • SESを辞めてよかったと感じた理由
  • SESで働き続けることによるデメリット
  • SESに向いてない人の特徴とおすすめの転職先

SESを辞めたいですか?

でも、良い転職先が見つからない。
今辞めていいのかどうかもわからない。

このように「SESの働き方」に悩んでいる方は、読み進めてみてください。

SESを辞めてよかったと感じた理由と目的別のおすすめ転職先がわかります。

忙しい方に結論をお伝えすると・・・

結論、今の働き方に悩んだら、その時点で環境を変えるべきです。

なぜなら、現状維持で得られるメリットは何もないから。
むしろ早々に動かないと、取り返しのつかないリスクを背負うことになりかねません。

リスクとは何か?
あなた自身の「市場価値」がどんどん目減りするリスクです。

気づいたときには、もう手遅れです。
そうならないためにも、今の働き方に悩んだら行動することをおすすめします。

幸い、今の日本は転職を歓迎するムードにあります。

転職することで市場価値が高まる事例もあります。
そしてなにより、IT業界を専門とする、優れた転職エージェントは非常に増えています。

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もし、もっとITスキルを身につけてキャリアアップした上昇志向がある方は「プログラミングスクールの受講」もおすすめです。

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SESを辞めてよかったと感じた5つの理由

上図は、IT業界の給与格差を示したグラフです。
「元請け企業」と「下請け企業」の給与ですが、下位に位置する企業が「SES」のこと。

どの年代をみても、SESに勤めた場合、給与は著しく低いのが一目瞭然です。

つまり、結論から先にいうと、SESを辞めてよかったと感じるのは事実。
年齢を重ねれば重ねるほど、SESで働くのは、エンジニアとしても非常に不利な状況に陥ります

そして他にもあります。
具体的なSESを辞めてよかったと感じた5つの理由を解説していきます。

【理由1】単価が低く給料が安かったから

まず1つ目の理由が「単価が低く給料が安かったから」

SESは、エンジニアの中でも給料が比較的安いです。
前述の資料でも説明した通りですが、給料が安い主な理由として以下が挙げられます。

SESの単価が低い理由

  • 自社から諸費用を引かれている
  • 下請けによる中間マージンの発生
  • 下流工程業務のため単価が安い

SES会社の多くは、費用を「人月単価」として算出しています。

「人月単価」とは、1人の作業者が1ヶ月間にフルタイムで働いたときに算出される単価を指します。

SESの人月単価は、レバテックによると、エンジニアの場合、50万~90万円が相場となっています。

ですが、SESは人月単価がそのまま給料になるわけではありません。

なぜなら、人月単価はSES会社に払われる金額だからです。

ではSESエンジニアが受け取れる給料はいくらなのか?
給料を考えるうえで、重要になってくるのが「還元率」です。

SESエンジニアの一般的な還元率は、50~60%程度と言われています。

その還元率により、上記のエンジニアの人月単価、50万~90万円を計上すると、実際にエンジニアに手に渡るのは、25~54万円程度になります。

しかも、単価上限の90万はトップレベルのスキルなので、実際のSESエンジニアはもっと低くなるでしょう。

そう考えると、SESエンジニアの給料は安いと言えます。
なので、SES企業以外の還元率のない会社で働いたほうが中抜きされないので、辞めてよかったと感じる人がいると言えます。

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【理由2】多重下請け構造で仕事がきついから

次に2つ目の理由が「多重下請け構造で仕事がきついから」

SESエンジニアの働き方は、下請けである場合が多いです。
なぜなら、SES企業の9割近くが顧客先に常駐する勤務形態を取っているから。

そして、顧客先に常駐すると、自社で働くより仕事がきつくなる場合があります。

それはなぜか?主たる原因として、顧客先の「偽装請負」が横行しているためです。

本来なら、顧客先に常駐する場合、顧客先企業は常駐者に対する命令指揮権はありません。

この雇用形態を、「準委任契約」と呼びます。
ところが実態は、「準委任契約」なのに顧客側が指示を出す、「偽装請負」が横行しているという現実がWeb記事でも解説されています。

偽装請負となれば、不利な労働条件になりかねません。
顧客先企業の方針に従わされ、以下のようなケースが起こりえます。

SESの不利な労働条件

  • 長時間残業がある。
  • 実際の業務とは違う業務をさせられる。
  • 休日出勤をさせられる。

当然、すべてのSES企業が該当するわけではありません。
いずれにしても、不利な労働条件で働かされるのは、きつくて大変なのは事実。

なので、SES企業から抜け出して、労働条件が改善されたという人は、辞めて良かったと感じるでしょう。

【理由3】勤務先が落ち着き職場環境が安定したから

3つ目の理由が「勤務先が落ち着き職場環境が安定したから」

SESを辞めて良かったと感じるは、勤務先が落ち着いたことも大きいです。

というのも、SESは職場環境が安定しません。
SESで働く場合、プロジェクトごとに契約があり、契約期間の間はクライアントに常駐することになります。

期間は、短くて1ヶ月間、長くて1年以上とバラバラです。
なので、常駐先で仕事が慣れてきたと思ったら契約が終了し、また次の常駐先に出向させられる、というケースも少なくありません。

現場が変わると、また一から人間関係を築く必要もあり、それだけでも労力を要します。

また、短い期間が続くと、人間関係が安定しないだけでなく、エンジニアとしての熟練度も上がりにくくなります。

実際に多くの場合、SESの契約は3ヶ月~半年といった短期間で設定されます。

様々で幅広い開発経験ができるという点では、SESはメリットがあると言えるでしょう。
ですが、契約が終了するごとに職場が変化するのは、落ち着いた仕事がしたい人にとって、大変なストレスになります。

以上のことから、SESを辞めて、案件ごとに職場が変わらない仕事につき、良かったと感じる人もいると言えます。

【理由4】自社に帰属意識が持てるようになったから

4つ目の理由が「自社に帰属意識が持てるようになったから」

SESを辞めると、帰属意識が持ち、自社に貢献する気持ちが強くなった人もいます。
なぜなら、SESはクライアント先に直行直帰するのが基本で、自社への帰属意識が持ちにくいから。

SES企業の場合、自社に出勤するのは月に一度に設けられた帰社日だけ、という会社も少なくないです。

SESに帰社日を設ける理由は何なのか?
いくつかありますが、要するに、自社との関りが薄くなってしまう対策としての意味合いがあるんですね。

SES企業が帰社日を設ける理由

  • 自社社員との親睦
  • 現場の仕事の進捗報告
  • 自社の目的意識の共有

ではなぜ、企業がそこまでして帰属意識を持たせようとするのか。

それは最悪の場合、離職率が高くなってしまうから。
IT企業に限った話ではありませんが、帰属意識は企業にとって重要な要素を秘めます。

実際、ハーバード・ビジネス・レビューにおいても、「従業員に目的意識と帰属意識を感じさせることが離職防止につながる」といった記事があるくらいです。

従って、SESのような帰属意識を持ちにくい業態の仕事から転職した結果、自社への貢献する気持ちが芽生え、辞めて良かったと感じる人いると言えるでしょう。

【理由5】上流工程の仕事ができるようになったから

そして5つ目の理由が「上流工程の仕事ができるようになったから」

SESを辞めて、上流工程の仕事ができるようになったという人もいます。

なぜなら、SESは下流工程の案件が多いから。
実際、dodaの記事によると、未経験からSESエンジニアになった場合、プロジェクトの下流工程を任される可能性が高い、とあります。

下流工程とは、内部設計、コーディング、テスト(ユニット・システム・受入)と大まかに分けられます。

つまり、下流工程は、システムの構築や実装というような設計したものを実際に形にする工程のことを指します。

一方、上流工程とは、主に企画やメイン設計を担当する工程になります。
いわば、システムの品質を決定する重要な作業だと言えます。

具体的な工程を示すと、以下のような作業を指します。

上流工程の具体的な作業

  • 要求定義(顧客の要求から企画・立案)
  • 要件定義(システムの使用を決定する)
  • 基本設計(システム全体の設計 )
  • 詳細設計(内部設計、下流工程として扱う企業もある)

SESで下流工程の仕事ばかり任されていると、様々な案件を手掛ける反面、スキルアップするのは難しいデメリットがあります。

従って、SESを辞めて、上流工程の仕事ができる企業に転職することで、スキルアップに繋がったと考える人は多いです。

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SESで働き続けることによるデメリット

ここまで、SESを辞めてよかったと感じた理由をご紹介してきました。

すべてSES退職後の変化を解説しています。
ただ、SESで働き続けることによるデメリットもあります。

それは「エンジニアとしてのITスキルが身につかない」ということ。
実際、SESで下流工程を行う3次請け以降の企業は、厚労省の職業情報提供サイトにおいても、「キャリアアップの取り組み」が課題だとしています。

主な理由として、SES企業のようなSI業界は、ピラミッド型の多重下請け構造となり、末端にいくほど下流工程の仕事ばかりとなるからです。

つまり、SES業務で下流工程に携わるエンジニアは、キャリアアップをしたくても、上流工程に携わることができない構造になってるわけですね。

確かに、長年SESを続ければ、下流工程の仕事でも幅広い分野に関わることができ、人との出会いも広がります。

しかし、キャリアアップをするのに必要なスキルの上達には、残念ながら結びつくことが難しいです。
ですので、もしキャリアアップを望んでいるのであれば、上流工程に携わる仕事に一刻も早く就いた方が、近道となるのは言うまでもありません。

他の現役エンジニアの方の意見もご紹介します。
SESからの転職を考えているネットワークエンジニアの方に対して、このように回答しています。

ITエンジニア

「SESを10年やっても人生を浪費するだけですよ。」
引用: Yahoo!知恵袋「転職」

SESエンジニアとして長年働いてからスキルが身につかなかったと、あとになって後悔することにもなりかねません。

そうならないためにも、キャリアアップを目指しているのであれば、早めにアクションを起こしたほうが得策だと言えるでしょう。

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SESを辞めてよかったと感じる人の特徴

結局、働き方には向き不向きがあります。
SESという働き方にもメリットはあって、向いてる人もなかにはいます。

ただ、前述の通り、SESを辞めてよかったと感じる人が多数派。

ではどんな人が、SESという働き方には向かないのか?
具体的なSESを辞めてよかったと感じる人の特徴をまとめます。

【特徴1】ストレス耐性が低い人

まず1つ目の特徴が「ストレス耐性が低い人」

SESを辞めてよかったと感じるのは、ストレス耐性が低い人です。

SESは、プロジェクトの締め切りやクライアントの要求により高いストレスが発生しやすい業界です。

例えば、締め切り前の連続した長時間労働や、技術的な問題に直面した際のクライアントからの厳しいフィードバックが、ストレスの主な原因です。

このような環境は、ストレス耐性が低い人にとっては特に厳しく、健康や心理的な問題を引き起こすリスクが高まります。

したがって、ストレス耐性が低い人にはSESには不向きだといえます。

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【特徴2】自社サービスの開発がしたい人

次に2つ目の特徴が「自社サービスの開発がしたい人」

自社サービスの開発に情熱を持つ人は、SESを辞めて正解です。

なぜなら、SESではクライアントの要求に沿ったプロジェクトが中心で、自身のアイデアを形にする機会は限られているから。

一方、自社製品やサービスを開発する企業の場合、新しい技術を用いたイノベーティブなサービス開発や、市場ニーズに応じた製品改良など、自らのアイデアを直接製品に反映できる点が魅力です。

ですので、自社サービスの開発に興味がある人は、SESを辞める選択が最適解といえます。

【特徴3】人間関係に振り回されたくない人

そして3つ目の特徴が「人間関係に振り回されたくない人」

人間関係に振り回されたくない人は、SESを辞めるべきです。

SES業界では、多様なクライアントやプロジェクトチームとの関わり合いが必須であり、対人関係のストレスが高まりがちです。

実際、クライアントの厳しい要求やチーム内の意見の相違が頻繁に発生し、これらが精神的な負担となることがあります。

したがって、人間関係の負担を減らしたい人は、SESからの離職を考え、自身の志望する転職先に移るのが賢明だといえます。

今すぐSESを辞めたい!目的別のおすすめ転職先

迷えるエンジニア

「今すぐSESを辞めたい!でも転職先はどこがいいんだろう?」

ここでは、今すぐSESを辞めたい方向けに目的別のおすすめ転職先をご紹介します!

【転職先1】やりがいを求めるなら「自社開発企業」

仕事にやりがいを求めるなら「自社開発企業」がおすすめです。

なぜなら、自社開発企業であれば、システムの企画段階から関われるから。
つまり、自社開発企業の業務は、いわゆる上流工程の仕事に携われるということ。

実際、自社開発企業というのは、自社が提供する製品・サービスに関するシステムの企画から開発・運用、そして保守までも自社で行います。

なので、自社開発企業であれば、開発の企画段階・要件定義から関われることで、プロダクトに対する思い入れが生まれます。

思い入れが生まれれば、製品に対するやりがいも感じることでしょう。

また、SESのように出向先の仕事が自社に評価されにくいということもなく、自分の働きぶりが間近で見てもらえるのでモチベーションにもつながります。

従って、やりがい重視の開発案件・仕事を求める人は、自社開発企業に転職するのがおすすめです。

そして、自社開発企業への転職を目指すなら「IT専門の転職エージェント」をフル活用することをおすすめします。

転職エージェントを活用するメリットは多岐にわたります。

転職エージェントを活用するメリット

  • 求職者のニーズに合った会社を紹介してくれる
  • 非公開の求人情報や業界のコネクションがある
  • 自己ブランディングの支援や業界分析にも役立つ
  • 転職プロセスがスムーズになる(円満な退職など)

何より完全無料で利用できるのが最大のメリット。
求人紹介だけでなく、内定獲得までのサポートも無償で受けられるので、使わない理由はありません。

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【転職先2】幅広いITスキルを身につけるなら「受託開発企業」

幅広いITスキル・知識を身につけるなら「受託開発企業」がおすすめです。

なぜなら、受託開発であれば、案件ごとにプロダクトで使用するシステムの規模や言語が異なるからです。

受託開発企業とは、クライアントからの受注によりシステムやアプリケーションを開発する企業を指します。
基本的に、受託開発はクライアント先に常駐することなく、自社で開発を行うため、SESとは異なります。

受注先とは「請負契約」を結ぶことで、プロダクト(成果物)を納品する義務を負い、納品が完了し案件が終了すると、それに対する報酬が支払われます。

受託開発企業のメリットは、異なる案件でも、自社のメンバーで開発に携われること。
また、受注案件は、ひとつのプロジェクトに複数の企業が関わっているので、他社との人脈を築きやすいことも大きな利点です。

なので、幅広いITスキルを身につけるなら、案件ごとに異なる仕事ができる受注開発企業が最適解です。

そして、受託開発企業に転職したい方は、転職エージェント「レバテックキャリア」を利用するのがおすすめです。

ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1。
IT・Web業界を知り尽くしたアドバイザーが、内定率を上げる企業別の面接対策などで徹底サポートしてくれます。

【転職先3】ワークライフバランスを重視するなら「社内SE」

ワークライフバランスを重視するなら「社内SE」がおすすめです。

なぜなら、社内SEはエンジニア職の中でも残業が少ないから。
実際、dodaの平均残業時間ランキングを見てみると、社内SEの平均残業時間は「21.5時間/月」となっています。

全94職種全体の平均残業時間は「22.2時間/月」
比較しても、社内SEの方が全体よりも0.7時間/月少ないことがわかります。

社内SEの残業が少ない理由は何か?
ひとつに、他社相手ではなく自社のシステムの運用・管理を行う仕事のため、納期を気にする必要がないことが挙げられます。

納期に追われる仕事をしなくて良いため、時間に余裕が生まれ、精神的にもストレスが少ないです。

早めに帰宅できるので、自分の時間が持てる点でも、魅力のある仕事と言えます。

なので、ワークライフバランスが保てる仕事を重視するのであれば、社内SEの仕事が向いていると言えます。

そして、社内SEの仕事が気になる、転職を検討したい方は、転職エージェント「マイナビIT AGENT」を利用するのがおすすめです。

国内最大級の転職支援実績を持つマイナビ運営のサービス。
全国の大手上場企業から人気ベンチャーまで幅広い求人の紹介が可能です。

【転職先4】異職種でも経験を生かすなら「デジタルセールス」

異職種でも経験を生かすなら「デジタルセールス」がおすすめです。

エンジニアの経験は、異職種でも生かせることができます。
なかでもデジタルセールスは、今まで培ったデジタル技術やツールを駆使してセールスする仕事で、近年DX化の波を受けて、注目を集める仕事のひとつです。

DX(デジタルトランスメーション)とは、ビジネス環境にデジタルを積極的に導入し活用していく取り組みを指します。

DX人材の育成は、政府によっても推進されています。
ですので、デジタルセールスの需要は今後高まりを見せると予想されます。

そこで、ITの知識を持つ人材が、デジタルセールスに参入すれば、圧倒的な強みとなります。

今までの経験を生かして、さらなるキャリアアップが見込める可能性も高いです。
なので、異職種でも経験を生かすなら、デジタルセールスに転職するのもおすすめであると言えるでしょう。

そして、デジタルセールスに興味がある、転職を検討してみたい方は、転職エージェント「ギークリー」を利用するのがおすすめです。

IT・WEB・ソーシャルゲーム業界を専門とした転職支援サービス。
ギークリー独占の求人も豊富で、転職希望者のスキルや経験をもとに、多角的に分析してマッチングしてくれます。

【転職先5】自由な働き方を手に入れるなら「フリーランスエンジニア」

自由な働き方を手に入れるなら「フリーランスエンジニア」がおすすめです。

「もう会社勤めを辞めたい。。。」
こんな方は、SESとして実務経験を積んで、フリーランスエンジニアになるのもひとつの手です。

フリーランスであれば、仕事が自由に選べて、かつ給料も高いです。

ITフリーランスの職種別での平均年収は以下の通り。
1,000万円に到達するIT職種もあって、スキル次第で高収入も実現可能です。

ITフリーランスの職種別での平均年収

  • システムエンジニア:700~1,000万円
  • ネットワークエンジニア:600~700万円
  • データベースエンジニア:500~600万円
  • Webエンジニア:500~700万円
  • プログラマー:600万円

(出典:Midworks「【職種別】フリーランスエンジニアの年収一覧」

国税庁調べでも、会社員の平均給与が461万円と言われているので、平均より高い年収を稼ぐことができます。

ですが、フリーランスにもデメリットがあります。

特にデメリットと感じるのは収入が安定しないこと。
さらに、今まで会社がやってくれていた、保険や税金のことも自分でやらないこともデメリットです。

また、スキルがあるからこそフリーランスとして活動できるわけで。
スキルがないままフリーランスになっても、食っていけず、路頭に迷う末路が待っています。

SESを早く辞めたい、でも十分なスキルがない。
そんな方は、スキルアップを目的にプログラミングスクールを受講するのも方法としてはあります

プログラミングスクールも今では多くのサービスがリリースされています。
転職保証の付いたスクールや、受講料無料で受けられるサービスなど、特徴やメリットは多岐にわたります。

ここでは、その中でも特に実績豊富なスクールを3つ厳選します。

まずは無料のカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングを受けることで、フリーランス向きなのか?今後のキャリアの方向性もみえてきます。

未経験からITエンジニアへ!就職支援付きプログラミングスクールおすすめ3選

すでにスキルがある方で自由な働き方を求める人は、フリーランスエンジニアとして働くことをおすすめいたします。

フリーランスエンジニアとして案件獲得するためには、エージェント登録が必要です。

今ではフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスも多くリリースされています。
その中でも、特におすすめで、案件数が多く、福利厚生も充実したサービスを厳選して3つご紹介します。

無料でフリーランスエンジニア専門エージェントサービスおすすめ3選

SESを辞める時の注意点と転職失敗しないためのポイント

今すぐ転職したくても、注意すべき点もあります。

ここでは、SESを辞めるときに注意したいポイントと対処法をまとめます。

【注意1】辞めるタイミングを決める

まず考えるべきポイントは「辞めるタイミングを決める」

SESの業務は、プロジェクトごとの案件で動きます。
ですので、プロジェクトの最中に、途中で辞めてしまわないようにしましょう。

プロジェクトは、クライアントを含めて多くの人が関わっています。

一人でも欠けてしまうと、多大な迷惑をかけてしまうからです。
ですが、長い期間のプロジェクトの際は、辞めるタイミングを見定めるのは難しい場合もあります。

難しいと感じる場合は、命令指揮権のある所属会社の上司に相談し、引継ぎ等の手配をしてもらうとよいでしょう。

つまり、SESは契約期間が設けられているため、契約期間が切れるタイミングが一番の辞め時。
契約期間が短ければ、プロジェクトが終わるまで待った方がよく、長い場合は、所属先の上司に相談するのが無難です。

【注意2】会社の就業規則を事前に確認する

次に注意すべきポイントとして「会社の就業規則を事前に確認する」

退職時のトラブルを避けるためにも、就業規則等を確認しておくことも大事です。

SESの場合、案件ごとに契約するので、契約書の確認も重要。
たとえば、退職の意向を伝えるのは何か月前か、などを確認しておくと良いでしょう。

就業規則や契約書に、退職時の手続きについて明記されているのが一般的です。

とはいえ、民法では労働者の意向で2週間前に申し出をすれば、会社の承諾を得ずとも退職ができると定められています。

なんですが、民法の場合はやむを得ない場合です。
穏便に退職したいのであれば、就業規則に従って、手続きを踏むのが良いと言えます。

手続きを確認せずに、退職を進めてしまうのは、会社にも迷惑がかかりますのでやめておきましょう。

【注意3】転職エージェントに登録して活動を始める

3つ目の注意点が「転職エージェントに登録して活動を始める」

転職エージェントは、在職中に転職をする際にとても便利。
理由としては、仕事を続けながら就職活動する労力を軽減してくれるからです。

言い換えると、辞めてから転職先を探すのは、金銭的にも精神的にもリスクが大きいです。

実際、マイナビが公表した「転職動向調査2022年版
本調査によると、転職者のうち在職中に転職した割合は『73.1%』と過半数を占めていることがわかります。

なので、在職中に転職先を探しておくのがベストだと言えます。

そこで転職エージェントを利用すれば、求職者に代わって求人を選び、条件に合った会社を探してくれるので、非常に有効です。

精神的な余裕をもって転職活動をするためにも、転職エージェントに登録して活動を始めるのがおすすめです。

おすすめの転職エージェントを3つ厳選しご紹介します。
すべて実績豊富な、IT業界を専門とする転職エージェントです。

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【注意4】スキルをまとめたポートフォリオを準備する

4つ目の注意点が「スキルをまとめたポートフォリオを準備する」

エンジニアの転職においては、ポートフォリオの作成は必須と言えるでしょう。
むしろ、ポートフォリオの成果によって、就職先が決まると言っても過言ではありません。

ポートフォリオとは、求職者自身のエンジニアスキルや実績をアピールするもの。

たとえば、ポートフォリオには自分の得意なプログラミング言語や、自ら作成した制作物、またはプロジェクトで手掛けたシステムなどを記載します。

採用する企業にとっては、求める人材を判断する上で、ポートフォリオはとても重要な基準となります。
逆にポートフォリオがないと、SESの業務のような下流工程の仕事しか転職できないという事態にもなりかねません。

なので、しっかりと準備期間を設けて、ポートフォリオの作成に時間をかけることをおすすめいたします。

もしポートフォリオの作成方法がわからない!
自分のアピールポイントが思い浮かばない、といった方でも転職エージェントをフル活用することをおすすめします。

なぜなら、ポートフォリオ作成のアドバイスももらえるから。
添削も無料でしてくれるので、むしろエージェントを使わないのは転職活動において不利になることになります。

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【注意5】自分の直属の上司に退職の意思を伝える

そして5つ目の注意点が「自分の直属の上司に退職の意思を伝える」

なぜなら、SESは命令指揮権が所属会社にあるからです。
SESはSES契約というものがあるため、勝手に退職できないと考える人もいるかもしれません。

ですが、SES契約は、あくまでもクライアント側の企業と自社の企業との間で結ばれるもので、個人ではありません。

有期雇用契約の場合、雇用の期間が定められているものの、自社に正社員として雇われている場合は、他の社員と同様に退職の自由は民法によって認められています。

なので、客先常駐のエンジニアが退職を伝えるのは、クライアント側の企業ではなく、雇用関係にある自社となりますから注意が必要です。

以上のようなことから、退職の意思を伝えるのは、自分の直属の上司となるので注意しましょう。

【Q&A】辞めてよかったと感じるSESに関するよくある質問

最後に辞めてよかったと感じるSESに関するよくある質問をまとめます。

【質問1】客先常駐のSESは1週間で辞めることができる?

疑問に思うエンジニア

「客先常駐のSESは1週間で辞めることができる?」

1週間で辞めるのは、自社や顧客先の企業にトラブルを招く可能性があります。
なぜなら、民法627条でも会社の承諾を得ずに退職ができるのは、2週間前と定められているからです。

しかも、民法が適用されるのは、「当事者が雇用の期間を定めなかったとき」に限られています。

「期間の定めのない雇用(無期雇用)」とは「正社員」という意味です。
なので、正社員以外の客先常駐者は、2週間の雇用の解約の申し入れは適用されないことになります。

その場合は、あくまで雇用主である自社との契約に従って行動するべきなんです。

仮に正社員であっても、1週間で辞めることは実質的には可能であっても、おすすめできません。

なぜなら、雇用主に迷惑がかかる恐れがあるからです。
いずれにしても、1週間で辞めるのは難しく、あくまで雇用主の契約に従って行動するのがベストだと言えるでしょう。

【質問2】SESを半年で辞めるのは平気?トラブルが起きる?

疑問に思うエンジニア

「SESを半年で辞めるのは平気?トラブルが起きる?」

結論からいうと、契約の内容によると言えます。
というのも、有期雇用と無期雇用では、退職の申し入れが適用されるケースが異なるからです。

無期雇用の場合、2週間前に退職の意向を伝えれば、会社の承諾の有無に関係なく、退職することが民法で定められています。

ですが、有期雇用の場合、契約の途中なら就業規則に則って行動する必要があります。

たとえば、退職の意向は1ヶ月前に申し入れること、などの規則が明記されているはずです。

なので、規則に従って行動するのが、ベストだと言えるでしょう。

もし規則に従わずに退職すれば、雇用主とのトラブルになる可能性があります。
そういったトラブルに発展することのないよう、事前に就業規則や雇用契約書を確認することをおすすめします。

【質問3】SESでは3年ルールが適用されない?

疑問に思うエンジニア

「SESでは3年ルールが適用されない?」

SESは、3年ルールは適用されません。
なぜなら、SES社員は派遣社員ではないからです。

3年ルールとは、有期雇用派遣社員の派遣期間の制限をいいます。
つまり、有期派遣社員は同じ事業所で3年超えて働くことができないというルール。

派遣社員は、3年以上有期雇用で働くと雇用安定の措置がとられます。

一方、SESは派遣社員と混同されがちですが、自社に雇われる社員がクライアント側に出向しエンジニア能力を提供する業態であり、派遣ではありません。

実際、派遣社員は、派遣先の会社と契約を交わしますが、SES社員が契約を交わすのは自社の会社です。

以上のようなことから、SESは派遣社員ではないため、3年ルールは適用されません。

まとめ:SESを辞めてよかったと感じた理由とおすすめの転職先

SESを辞めてよかったと感じた理由とおすすめの転職先をまとめてきました。

改めて、SESを辞めてよかったと感じた理由をまとめると、

SESを辞めてよかったと感じた理由

  1. 単価が低く給料が安かったから
  2. 多重下請け構造で仕事がきついから
  3. 勤務先が落ち着き職場環境が安定したから
  4. 自社に帰属意識が持てるようになったから
  5. 上流工程の仕事ができるようになったから

SESを辞めてよかったと感じた理由があるのは事実です。
特に、SESではキャリアアップが難しいことに不満の声が多かったです。

主な要因は、SESは多重下請け構造により、下流工程の仕事が多いため、スキルアップできる仕事に就きにくいことが大きいと考えられます。

ですが、SESは未経験で入れる案件も多いので、実績を作るという意味では、良い経験になると言えるでしょう。

いずれにしても「SESを辞めたい」と感じるのであれば、早々に転職することをおすすめします。

現在SESに在籍していないエンジニアで、今以上のキャリアアップを希望する方も転職が最適解です。

環境を変える手っ取り早い方法は、会社を変えること。
会社を変えれば、得られる経験もITスキルも今以上に拡充し、キャリアアップに繋がります。

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