「SESで勤めても全く給料が上がらない!原因は何がある?どうすれば給料アップ・スキルアップが叶えられる?」
こんな疑問、悩みに答えます。
本記事では「現役SESエンジニア」or「SES企業に転職を検討しているエンジニア」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- SESの給料が上がらない理由とその原因
- 給料が上がらない時のSESで昇給する方法
- SESで給料が上がらない状況を根本的に解決する対策
なぜ、SESの給料は上がらないのか?
そして、どうすればSESの給料は上がるようになるのか。
働くうえでの原動力でもあり、市場価値の評価にも直結する「給料」
今の給料に少しでも、不満があるのであれば、このまま読み進めてみてください。
SESエンジニアの給料が上がらない原因と昇給する方法や根本的な解決策について詳しく解説していきます。
SESの給料が上がらない5つの原因
下記は、ITエンジニアの事業内容のうち、「技術者等の人材派遣、提供」に関する年収をまとめた表です。
ITエンジニアの業種別年収 | 受託 | 内製 | 差異 |
---|---|---|---|
技術者等の人材派遣、提供 | 488.8万円 | 616.7万円 | 127.9万円 |
(出典:パーソル総合研究所「ITエンジニアの人的資源管理に関する定量調査」)
SESの年収(「技術者等の人材派遣、提供」の「受託」)は『488.8万円』
一方、インハウスのITエンジニア(「技術者等の人材派遣、提供」の「内製」)は『616.7万円』という結果に。
比較すると、127.9万円もの差異が生じているのがわかります。
「技術者等の人材派遣、提供」だけではありません、すべての事業内容において、受託がメインのエンジニアは内製に比べて、年収が低い結果となっています。
つまり、SESエンジニアはどのITエンジニアと比較しても、年収が低いということ。
ではなぜ、SESエンジニアの年収・給料は低いのか?具体的なSESの給料が上がらない5つの原因を解説していきます。
【原因1】発注元が求める労働単価が低いため
まず1つ目の原因として「発注元が求める労働単価が低いため」
発注元が求める単価が低いと、請負うSESエンジニアの単価も低くなります。
なぜなら、SES企業が受け持つ案件が、単価の低いものばかりになるから。
主な要因として、発注元企業における下請け構造の影響が大きいです。
実際、公正取引委員会が公表した「ソフトウェア業の下請取引等に関する実態調査」によると、「下請構造から生じ得る問題点」のひとつとして、「買いたたき」を挙げています。
「買いたたき」の状況にある下請け企業は、下請け金額を減額させられるため、結果的に、単価の安いエンジニアしか雇えなくなります。
以上を踏まえると、発注元が求める労働単価が低いことが、SESの給料が上がらない原因となります。
【原因2】スキルアップができないため
次に2つ目の原因として「スキルアップができないため」
主な理由は、 SESの職場は、スキルを磨く取り組みが不十分だからです。
取り組みが不十分になるのは、下請け構造にあるSES企業が研修制度を設ける余裕がない背景が考えられます。
実際、厚労省の「jobtag」によると、SESの業界構造の特徴として、3次請け以降の企業は、「キャリアアップの取り組み」が課題だとしています。
そのため、SESエンジニアは、スキルを磨く場に乏しく、給料が上がらない要因になっていると言えます。
以上のように、SESの給料が上がらない原因として、スキルアップができないこが影響していると言えるでしょう。
【原因3】未経験だと良い案件が少ないため
3つ目の原因として「未経験だと良い案件が少ないため」
SESの最大のメリットは、未経験でもITエンジニアとして参入しやすいこと。
ですが、未経験だと、出向先の企業が嫌がる傾向が高いため、条件の良い案件に出会える確率は著しく少なくなります。
実際、情報労連が行った「ITエンジニアの労働実態調査」で、「客先常駐者の配置で取引先から配置を渋られた」ケースの調査を見ると、
- IT業界未経験のエンジニア:34.7%
- ベテランエンジニア:25.9%
- 育児等で時間的制約のあるエンジニア:12.4%
未経験のエンジニアが、最も配置を渋られていることが明らかになっています。
ですので、未経験としてSESエンジニアになったとしても、単価が安いなど、条件の良くない案件ばかりを回されるリスクがあります。
以上のように、未経験だと良い案件の少ない点が、SESの給料が上がらない原因になります。
【原因4】収入よりもワークライフバランス重視のため
4つ目の原因として「収入よりもワークライフバランス重視のため」
ここまでの原因1~3については、主に企業側の問題でしたが、エンジニア側の問題としても、給料が上がらない原因はないとは言い切れません。
つまり、SESとして働く労働者自身が、収入よりも、業務量や残業の少ない仕事を選ぶ傾向が高いと言えます。
実際、ある企業が実施したSESエンジニアを対象にしたアンケート調査では、多く稼ぎたいか、ワークライフバランスを重視するか尋ねたところ、
- 収入重視:22%
- ワークライフバランス重視:78%
圧倒的にワークライフバランスを重視する人が多い結果となっています。
ですので、時間の融通の利きやすいSESエンジニアとして働いた結果、給料が上がらないまま現状を過ごしてしまう可能性もあると言えます。
以上のように、SESの給料が上がらない原因に、収入よりもワークライフバランスを重視する点が挙げられます。
【原因5】労働環境が悪く能力が発揮できないため
そして5つ目の原因として「労働環境が悪く能力が発揮できないため」
配属先の労働環境が原因で、エンジニアとしての実力を、最大限発揮できない可能性もあります。
具体的には、職場がモチベーションの上がる環境にないため、実績が評価されづらい場合が考えられます。
実際、厚生労働省が行った「IT業界の取引環境改善と働き方改革」では、常駐先の職場環境について、発注側に要望したい項目を尋ねたところ、
- 受注者側の働き方のルールに配慮:60.4%
- 高い生産性、モチベーションが維持出来る環境の整備:52.7%
- 客先常駐を前提としない:47.3%
常駐先の職場環境を整備するよう要望したい声が、全体の半数以上を占めていることがわかります。
ですので、SESの給料が上がらないのは、配属先の労働環境によるところも大きいと言えます。
以上のように、労働環境が悪く能力が発揮できない点が、SESの給料が上がらない原因のひとつに入ると言えます。
SESで給料が上がらないエンジニアの特徴
ここまで、SESの給料が上がらない原因について解説してきました。
SESの給料が上がらない原因があるのは事実です。
ただ、SESの給料が上がらない問題は、SES業界の構造にすべての原因があるとは限りません。
つまり、SESエンジニア自身にも、給料が上がらない原因があるということです。
いったい、どんなSESエンジニアだと給料は上がらないのか?
具体的なSESで給料が上がらないエンジニアの特徴をまとめています。
【特徴1】スキルを磨かずに仕事を続けるSESエンジニア
まず1つ目の特徴として「スキルを磨かずに仕事を続けるSESエンジニア」
SESに限らず、エンジニアが活躍する業界というのは、スキルによって評価されます。
ですので、スキルを磨かずに同じ業務を続けていては、給料が上がるチャンスは少ないと言えるでしょう。
実際、経産省が公表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によれば、IT人材の給与決定に企業側が重視している項目を見てみると、
- ITスキルのレベル:「非常に大きい」28.0%、「大きい」63.0%
- コミュニケーション能力:「非常に大きい」28.8%、「大きい」62.2%
- 成果:「非常に大きい」32.6%、「大きい」55.2%
「ITスキル」を重視する傾向が、非常に高いことがわかります。
SESエンジニアも例外ではなく、スキルを磨けば、案件の幅が広がり、給料体系の良い企業に出会う確率がアップします。
以上のように、スキルを磨かずに現状維持の仕事を続ける点が、給料が上がらないSESエンジニアの特徴のひとつです。
【特徴2】発注者側の支配力が強い企業で働くSESエンジニア
次に2つ目の特徴として「発注者側の支配力が強い企業で働くSESエンジニア」
SESは、3次請け企業で常駐する機会が多いですが、常駐先企業に仕事を依頼する発注側の企業の影響力によって、給料や勤務環境が大きく変わります。
つまり、発注側の意向に逆らえないSES企業であれば、残業が多かったり、報酬の低い場合があります。
実際、厚労省が取りまとめた「働き方改革に関する意識調査(2019)」で、発注者側が原因による残業時間の度合いを見てみると、
- 7~8割:23.5%
- 5~6割:35.1%
- 3~4割:22.2%
半数以上の割合で、発注者側が原因であると答えています。
従って、発注者の影響力の強い企業で働くSESエンジニアは、単価も上がらずに働かされる可能性が高いと言えます。
以上のように、給料が上がらないSESエンジニアの特徴に、発注者側の支配力が強い企業での勤務が挙げられます。
【特徴3】下請け法に違反している企業に当たるSESエンジニア
3つ目の特徴として「下請け法に違反している企業に当たるSESエンジニア」
SESエンジニアとして紹介される企業は、必ずしも下請け法を順守しているとは限りません。
下請け法を守らない企業で働いている場合、給料は上がらない可能性があると言えます。
実際、公正取引委員会が公開した「ソフトウェア業の下請取引等に関する実態調査報告書(2022)」によると、下請法に違反した企業を業種別で分けた結果、
- 情報サービス業:686件
- 機械器具卸売業:678件
- 道路貨物運送業:648件
違反した企業数全体(7,878件)に対して、IT業界が最も多い結果となっています。
SESは下請け企業の案件が多いことから、SESエンジニアが、上記企業に当たる可能性は非常に高いと言えます。
以上のように、下請け法に違反している企業に当たる点が、給料が上がらないSESエンジニアの特徴のひとつになります。
【特徴4】性格的に人と話をするのが苦手なSESエンジニア
4つ目の特徴として「性格的に人と話をするのが苦手なSESエンジニア」
SES業務は、案件によって職場が変わるため、エンジニアも対人スキルは高い方が有利です。
対人スキルが高ければ、開発プロジェクトのチームワークも良くなるため、評価されやすく、給料も上がりやすいです。
実際、人材サービス産業協議会が公表した「派遣社員の評価に関する派遣先担当者調査結果(2017)」によると、派遣社員に求めるスキル・能力は、
- コミュニケーションスキル、対人スキル、協調性:20%
- 仕事の正確性、確実性、丁寧さ:12.5%
- 業界知識、専門知識、能力:11%
「対人スキル」が最も高い回答率となりました。
派遣社員もSESエンジニアも、企業に出向する形態は同じことから、対人スキルの重要性は変わらないと言えます。
以上のように、給料が上がらないSESエンジニアの特徴として、性格的に人と話をするのが苦手な人が挙げられます。
【特徴5】他の業種にチャレンジ(転職)しないSESエンジニア
そして5つ目の特徴として「他の業種にチャレンジ(転職)しないSESエンジニア」
エンジニアに求められるIT技術は、汎用性が高いことで知られています。
そのため、条件の良い他の業種・職種に転職して、ITエンジニアとして活躍するのもひとつの手です。
実際、SESエンジニアと、他の業種・職種の年収を同調査結果から比較してみると、
- SESエンジニア:488.8万円
- ITコンサルタント:682.9万円
- システム受託開発:611.4万円
- SaaSサービス開発・提供:635.7万円
- Web・アプリの開発・提供:583.7万円
たとえば、ITコンサルタントの年収(682.9万円)と比較して、SESエンジニアの年収(488.8万円)は、200万円近くも低いことになります。
ですので、今の職種に固執することなく、他の活躍できる場を考えてみるのも、給料アップを上げる方法として有効だと言えるでしょう。
以上のように、他の業種・職種にチャレンジしない点も、給料が上がらないSESエンジニアの特徴に入ります。
給料が上がらない時のSESで昇給する方法3選
ここまで、SESで給料が上がらないエンジニアの特徴をまとめてきました。
ただ、エンジニアの行動によっても給料が上がる対処法はあります。
ここでは、給料が上がらない時のSESで昇給する方法3選についてご紹介します。
【方法1】定期的な成果報告とアピールを行う
まず1つ目の方法として「定期的な成果報告とアピールを行う」
定期的な成果報告とアピールを行うことは、昇給を目指す上で非常に効果的です。なぜなら、自分の業績や貢献度を上司やクライアントに適切に伝えることで、自身の価値を認識してもらえるからです。
例えば、プロジェクトの完了時に、具体的な数値データを用いて成果を報告することが重要です。作業時間の削減やコストの削減率を示すことで、あなたの努力が具体的に伝わります。また、月次や四半期ごとの定期報告を行い、継続的な貢献をアピールすることも大切です。最終的に、定期的な成果報告とアピールを行うことで、自分の価値を効果的に伝え、昇給の機会を増やすことができるのです。
【方法2】実績を積んで単価アップの交渉を行う
次に2つ目の方法として「実績を積んで単価アップの交渉を行う」
実績を積んで単価アップの交渉を行うことは、昇給を実現するための効果的な方法です。なぜなら、実績を積み重ねることで自分の価値を証明し、企業に対してより高い単価を要求する根拠を持つことができるからです。
例えば、プロジェクトを通じて売上が20%増加した、作業効率が30%向上したなどの具体的な成果をデータとして示すことが重要です。また、顧客からの高評価やリピート依頼なども交渉材料となります。これにより、自分の貢献度が明確に伝わり、単価アップの交渉がしやすくなります。最終的に、実績を積んで単価アップの交渉を行うことで、正当な評価を受けて昇給につなげることが可能です。
【方法3】発注元のクライアント先での評価を上げる
そして3つ目の方法として「発注元のクライアント先での評価を上げる」
発注元のクライアント先での評価を上げることは、昇給を実現するために非常に効果的です。なぜなら、クライアントからの高評価が直接的に企業内での評価に繋がるからです。
例えば、プロジェクトを期限内に完了させるだけでなく、期待を超える成果を出すことが重要です。具体的には、作業時間を20%短縮しながら、クオリティを維持することで、クライアントの満足度を高めることができます。また、定期的な報告会を開き、進捗状況や成果を分かりやすく説明することで、信頼関係を築くことも効果的です。結果として、発注元のクライアント先での評価を上げることで、企業内での昇給の可能性を高めることができるのです。
SESで給料が上がらない状況を根本的に解決する対策
ここまで、SESの給料が上がらない原因と昇給する方法について、詳しく解説してきました。
ただ、昇給する方法はあっても、今すぐ解決できる方法ではありません。
いずれも、SES企業およびクライアント先との長い年月をかけて構築できる信頼関係のうえで、成り立つ方法です。
ではどうすれば、SESで給料が上がらない状況を解決できるようになるのか?
- とにかく今すぐエンジニアとしての給料を上げたい
- そもそもSESエンジニアという働き方から抜け出したい
このように考えるITエンジニアに向けて、SESで給料が上がらない状況を根本的に解決する対策についてご紹介します!
【対策1】給料が高い業界に転職する
今すぐ給料を上げたいなら「給料が高い業界に転職する」
同じエンジニア職であっても、業界が変われば給料は簡単に変わります。
実際、国税庁が公開した「民間給与実態統計調査(令和4年分)」から、業種別の平均年収を調べてみると、
- 電気・ガス・熱供給・水道業:715万円
- 金融業・保険業:639万円
- 情報通信業:575万円
- 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業:501万円
- 製造業:490万円
インフラ関連の業種の平均年収が最も高くて『715万円』。IT業界の平均年収(575万円)と比較しても、140万円も高いことがわかります。
これらの給与が高い業界では、特定のスキルや経験を持つエンジニアが求められており、その結果として給与が他の業界よりも高くなることが多いです。
従って、SES業界から給料が高い業界に転職することで、今以上の年収だけでなく市場価値の高いスキルや経験を積むことができます。
ではどうすれば、それらの業界に転職できるのか?最適な方法は、「IT専門の転職エージェント」をフル活用することです。
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【対策2】待遇に優れたSES企業に転職する
SESとしての働き方を継続するなら「待遇に優れたSES企業に転職する」
待遇に優れたホワイトなSES企業に転職することも、SESエンジニアが給与アップを実現するための効果的な方法です。なぜなら、企業によっては給与だけでなく、福利厚生やキャリア支援制度が充実しているため、総合的な待遇が大幅に向上するからです。
例えば、あるSES企業では年収が他企業に比べて高いだけでなく、資格取得支援や定期的なスキルアップ研修が提供されている場合があります。また、リモートワークやフレックスタイム制度など、働きやすい環境が整っている企業も多いです。
このような企業に転職することで、仕事の満足度とともに給与や待遇の向上が期待できます。したがって、待遇に優れたSES企業に転職することは、SESエンジニアにとって最適なキャリアアップの手段となります。
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【対策3】スキルを身につけて自社開発企業に転職する
IT業界内で給料を上げるなら「スキルを身につけて自社開発企業に転職する」
スキルを身につけて自社開発企業に転職することで、ITエンジニアの給料を上げることができます。なぜなら、自社開発企業ではプロジェクトの全工程に関与できるため、専門スキルを高く評価されやすいからです。
例えば、ウェブアプリケーション開発やモバイルアプリ開発などのスキルを習得し、自社製品を開発する企業に転職することが効果的です。具体的には、プログラミング言語の習得や、プロジェクト管理ツールの使用経験を積むことが求められます。
実際、自社開発企業に勤めるWebエンジニアの年収は、ITエンジニアの職種の中でも高い傾向にあります。厚生労働省の職業情報サイト「job tag」からWebエンジニアの平均年収は『約558万円』、日本の平均年収(約458万円)と比較しても、約100万円も高いことがわかります。
従って、スキルを身につけて自社開発企業に転職することで、ITエンジニアとしての専門性を発揮しやすくなり、給料アップのチャンスが増えるようになります。
ではどうすれば、SES企業から自社開発企業に転職できるようになるのか?
もし、SESエンジニアから自社開発エンジニアに転職したい・スキルアップしたい場合、「プログラミングスクールの受講」が最もおすすめです。
実際、プログラミングスクールから就職してエンジニアになった人のうち、約8割が自社開発企業に就職している調査結果があるほど。その中でも、特に実績豊富なプログラミングスクールを3つ厳選してご紹介します。
まずは無料のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。実際に話を聞いてみて、自分に合うスクールを探してみることが最初のステップです。
✅未経験から自社開発エンジニアに転職!就職支援付きプログラミングスクールおすすめ3選
- Webエンジニア輩出No.1『ポテパンキャンプ』|1,000名以上が受講!未経験からでも開発経験が積めるWeb系開発企業への転職成功をゴールとした転職特化型オンラインプログラミングスクールです。
- 転職成功実績No.1エンジニアスクール『テックキャンプ』|転職成功人数5,000名以上&転職成功率99%!途中離脱率はわずか3%で、選べる2つの受講プランだから無理なく続けられます(全額返金制度あり)
- 未経験でも3ヶ月でAIを使いこなせる人材へ『Aidemy Premium』|Python特化型スクール!専属のメンターがAIの学び方から徹底的にコーチングし、目標達成を実現するまでを一気通貫して支援します。
【対策4】自己分析を行ってスキルの棚卸しを行う
4つ目の対策として「自己分析を行ってスキルの棚卸しを行う」
自己分析を行ってスキルの棚卸しを行うことは、ITエンジニアが給料が上がらない状況を根本的に解決するための重要なステップです。なぜなら、自分の強みや弱みを明確にし、適切なキャリア戦略を立てることができるからです。
例えば、プロジェクト管理やプログラミングスキル、コミュニケーション能力など、具体的なスキルをリストアップし、それぞれのスキルに対してどれだけの経験と成果があるかを評価します。具体的には、過去のプロジェクトでの役割や達成した成果を数値化し、具体的なデータとしてまとめます。こうすることで、自分のスキルセットが明確になり、転職活動や給与交渉時に効果的にアピールできます。
従って、自己分析とスキルの棚卸しを行うことで、ITエンジニアとしての自身の市場価値を高め、昇給やキャリアアップの機会を広げることが可能です。
とはいえ、簡単にキャリアプランを自分一人で考え切れる人は早々いません。なぜなら、徹底した自己分析をまずは行う必要があるからです。そして、この自己分析は自分一人では完結できません。他者の客観的な視点が入って、初めて「適切なスキルの棚卸し」は行えます。
もし、実践的な自己分析に取り組みたい方は「ポジウィルキャリア」を利用するのがおすすめです。
ポジウィルキャリアは、キャリアに特化したパーソナル・トレーニング。初めて転職をする人や、年収を上げたい人、若くして理想のキャリアを築きたい人を中心に、キャリアサポートで実績を上げています。
一人ひとり個人に向き合った、キャリア形成の計画やアドバイスを立ててくれるので、効率よくキャリアを積みたいという人に最適なサービスだと言えるでしょう。
ですので、実際に転職を決意した人は、まずはキャリアのプロに相談するのがおすすめです。
【対策5】市場価値を高めるスキルアップに努める
そして5つ目の対策として「市場価値を高めるスキルアップに努める」
市場価値を高めるスキルアップに努めることは、ITエンジニアの給料が上がらない状況を根本的に解決するための有効な方法です。なぜなら、需要の高いスキルを習得することで、企業からの評価は高まり、給与アップの交渉がしやすくなるだけでなく、転職にも有利に働くからです。
例えば、クラウド技術やデータサイエンス、AIなどの最新技術を学ぶことで、専門性を強化します。具体的には、AWS認定資格を取得し、クラウドインフラストラクチャの設計と運用に関する知識を証明することが有効です。また、オンラインコースや勉強会に参加し、継続的にスキルを更新することも重要です。
従って、市場価値を高めるスキルアップに努めることで、ITエンジニアとしての評価を高め、給料アップの機会を増やすことができます。
そして、スキルアップに繋がりキャリアの選択肢を広げる一助となる、おすすめのプログラミングスクールを5つ厳選しご紹介します。
すべて実績豊富なスクールです。まずは、無料カウンセリングを受けてみて、向き不向きを確認することから始めることをおすすめします。
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【Q&A】給料が上がらないSES・客先常駐に関するよくある質問
最後に給料が上がらないSES・客先常駐に関するよくある質問をまとめます。
【質問1】SESの年収相場は400万?
「SESの年収相場は400万?」
SESの年収相場は一般的に400万円前後です。
これは、SES業界における給与体系が中堅レベルの技術者に対してこの水準であることが多いためです。例えば、経験年数が3~5年のエンジニアの場合、年収は約350万円から450万円程度が一般的です。ただし、スキルや担当プロジェクトの規模、勤務地などによって大きく異なることがあります。特に、クラウド技術やAIなどの専門スキルを持つエンジニアは、平均より高い報酬を得ることが可能です。結論として、SESの年収相場は400万円前後ですが、専門スキルや経験を活かすことで、それ以上の報酬を目指すことも可能です。
【質問2】SESの30歳の年収はいくら?
「SESの30歳の年収はいくら?」
SESの30歳の年収は、一般的に450万円から550万円程度です。
これは、30歳という年齢が中堅エンジニアとしての経験を積み、スキルが一定水準に達しているためです。例えば、SESエンジニアでクラウド技術やデータベース管理のスキルを持つ場合、年収が500万円を超えることが多いです。また、プロジェクトマネージャーやリーダーとしての役割を担うことで、さらに高い年収を期待できます。勤務地や会社の規模、個々のスキルセットによって年収には幅がありますが、30歳前後のSESエンジニアはこの範囲内で報酬を受け取ることが一般的です。従って、SESの30歳の年収は450万円から550万円程度が目安となります。
関連記事:30代でSES(客先常駐)は続けるべきか?結論と30代エンジニアが考えたいキャリアプラン
【質問3】SESエンジニアは給料が変わる?
「SESエンジニアは給料が変わる?」
SESエンジニアの給料は変わることがあります。
これは、SESエンジニアの給料がプロジェクトの内容や個々のスキル、経験に大きく依存するためです。例えば、大規模なプロジェクトを担当する場合や、高度な技術スキルを持っている場合、通常よりも高い報酬を得ることが可能です。また、特定の資格を取得することで、給与が上がることもあります。具体的には、AWS認定資格やプロジェクトマネジメント資格を持つエンジニアは、通常よりも高い年収を期待できます。このように、SESエンジニアの給料はさまざまな要因によって変動しやすいのが特徴です。したがって、SESエンジニアはスキルや経験を積み重ねることで、給料が変わる可能性が高いです。
【質問4】SESの年収限界はいくらですか?
「SESの年収限界はいくらですか?」
SESの年収限界は一般的に800万円から1000万円程度です。
これは、SESエンジニアの年収がプロジェクトの規模や専門スキル、管理能力によって大きく左右されるためです。例えば、大手企業のプロジェクトマネージャーや、特定の高度な技術を持つエンジニアは、年収が1000万円近くになることがあります。また、クラウド技術やAI、データサイエンスなどの分野で専門性を持つエンジニアは、高収入を得やすいです。実際、IT業界の給与調査によると、特定の技術スキルを持つエンジニアの年収は平均よりも30%以上高いことが報告されています。したがって、SESエンジニアの年収限界は800万円から1000万円程度と考えられますが、専門性やプロジェクトの影響で更に高い年収を狙うことも可能です。
【質問5】SESで年収1000万円は実現可能?
「SESで年収1000万円は実現可能?」
SESで年収1000万円を実現することは可能です。
これは、高度な専門スキルや豊富な経験を持ち、大規模なプロジェクトを担当することで高い報酬を得られるためです。例えば、クラウド技術やAI、セキュリティ分野の専門知識を持つエンジニアは、市場価値が非常に高く評価されることが多いです。また、プロジェクトマネージャーとしての経験や、チームをリードする能力がある場合、企業からの評価も高まりやすくなります。具体的なデータでは、IT業界での上級エンジニアやプロジェクトマネージャーの平均年収が800万円から1000万円以上になることが報告されています。結論として、SESで年収1000万円を実現するには、専門スキルの習得とプロジェクト経験の積み重ねが重要です。
関連記事:SES・客先常駐のうちホワイト企業の見分け方とは?6つのポイントと簡単に見つかる方法
まとめ:SESの給料が上がらない理由と原因の根本的な解決策
SESの給料が上がらない理由と原因の根本的な解決策をまとめてきました。
改めて、SESの給料が上がらない原因をまとめると、
- 発注元が求める労働単価が低いため
- スキルアップができないため
- 未経験だと良い案件が少ないため
- 収入よりもワークライフバランス重視のため
- 労働環境が悪く能力が発揮できないため
SESエンジニアの給料が上がらない原因があるのは事実。これら給料が上がらない理由を理解することは重要です。
発注元が低い労働単価を設定していることや、スキルアップの機会が限られていることが主要な原因です。また、未経験の場合は良い案件に恵まれにくく、収入よりもワークライフバランスを重視する選択が影響することもあります。
これらの問題を認識し、対策を講じることで、ITエンジニアとしてのキャリアアップや報酬の向上を目指しましょう。
そして、対策として最も有効なのが、「IT専門の転職エージェント」をフル活用することです。
なぜなら、あなたのニーズに合った企業“だけ”を求人紹介してくれるから。
転職先企業の希望条件を伝えるだけで、その日のうちに求人を複数紹介してくれます。求人の紹介を受けるだけでも価値があります。
もはや利用しない手はどこにもありません。
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