ITエンジニアが鬱になりやすい原因とは?能力差に病む前に取り組みたい対策と対処法
迷えるエンジニア3

「他のエンジニアとの能力差でうつになりそう。。。何か対処法はありませんか?」

この疑問・悩みに答えます。

本記事では、「現在の働き方に悩む現役のITエンジニア」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事でわかること

  • ITエンジニアが鬱になりやすい原因
  • 心が病みやすいITエンジニアの特徴と対策
  • ITエンジニアがうつ病になってしまった時の対処法

あなたも悩んではいませんか?

ITエンジニアが鬱になりやすい原因は何か。
そして、能力差に病む前に取り組みたい対策と対処法はないか。

気になるITエンジニアが鬱になりやすい原因と病む前に取り組みたい対策・対処法を詳しく解説していきます。

先に結論をお伝えすると・・・

ITエンジニアが鬱になりやすい原因があるのは事実です。
特に、能力重視の職場環境がストレスになる場合が多く見受けられます。

主な要因としては、IT業界の人材不足の影響で、スキルを持っている個人の依存度が高く、オーバーワークになりやすいことが大きいといえます。

とはいえ、政府の「働き方改革」により、残業時間の削減など、少しずつ状況は改善しているように見えるので、今後の企業努力に期待したいです。

そしてもし、転職をすでに考えているならIT専門の転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職エージェントをおすすめする理由は、年収アップなどの転職で叶えたい理想の実現可能性が高くなるから。

また、個人で転職活動を進めるにも限界があります。
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ITエンジニアが鬱になりやすい原因

厚労省が公表した「労働安全衛生調査
本調査には、メンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上休業した労働者の割合が産業別に公開されています。

その上位3つの産業が以下の通り。

メンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上休業した労働者の割合(産業別)

  • IT業界(情報通信業):32.0%
  • 電気・ガス・熱供給・水道:25.0%
  • 金融業、保険業:19.9%

実は、IT業界が産業別では最もメンタルヘルス不調を起こしがちな業界なんです。

つまり、IT業界に努めるITエンジニアは鬱になりやすい職業だということ。

ではなぜ、鬱になりやすいのか?
具体的なITエンジニアが鬱になりやすい原因を解説していきます。

【原因1】能力差を感じて自暴自棄になるため

まず1つ目の原因が「能力差を感じて自暴自棄になるため」

主な要因としては、IT業界は能力・成果重視の職場環境であることが大きいと言えます。

実際、厚労省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」において、企業の給与決定には何が重視されているかのアンケートでは、

給与水準に与える影響の大きさ(順位)

  1. 成果:32.8%
  2. ITスキルのレベル(設計力、開発力、スピードなど):30.2%

上記結果の通りで、ITスキルのレベルと成果が最も重視されていることがわかります。

自分の技術スキルや仕事の成果に合わせて会社に評価されるのは、年功序列タイプに比べるとやりがいを感じる部分が多く、モチベーション向上に役立ちます。

ですが、一方で、自分の能力を高めようとするあまり、足りない部分に目がいきがちになり、メンタルバランスを崩してしまう可能性も否定できません。

なので、能力差を感じて自暴自棄に陥ることが、うつ病の原因として挙げられます。

【原因2】残業が多く過重労働になるため

次に2つ目の原因が「残業が多く過重労働になるため」

過重労働の原因は、 ITエンジニアの開発業務自体がオーバーワークの温床となっている可能性が高いです。

事実、厚労省の「IT業界の現状と課題」では、受注・発注の仕組みやITエンジニアの仕事の特性により、時間外労働が増えることを挙げているほど。

仕事の特性とは、つまり、案件ごとに開発プロセスが異なったり、システム開発に要する設計・プログラム作成や顧客とのやり取りなど、様々な工程が含まれる業務を指します。

また、開発には、委託業者や開発チームなど、多くの人がかかわるので、やりとりが単純ではない点が労働の増える要因とも言えます。

以上のような点で、残業が多く過重労働になることが、うつ病になりやすい原因のひとつだと言えます。

【原因3】やりがいを感じることが少ないため

3つ目の原因が「やりがいを感じることが少ないため」

仕事に対するやりがいのなさは、ワーク・エンゲージメントの低さから判断することができます。

たとえば、厚労省の「IT業界におけるワーク・エンゲージメントの実態」で、ワーク・エンゲージメントのスコア結果を見ると、

  • ITエンジニア(モニター調査)2.99
  • ITエンジニア(MISA会員企業)3.31
  • ITエンジニア(KISIA会員企業)3.19

結果の通り、ITエンジニアが軒並み低いことがわかります。

上記の表によると、熱意(仕事に対する興味や探求心が旺盛)、活力(ストレスを感じにくく、仕事を楽しめる)のポイントが低い結果のようですね。

ワーク・エンゲージメントは、熱意、活力、没頭(仕事に熱心に取り組んでいる)の三つが揃った状態として定義されます。

ワークライフ・エンゲージメントの難しい点は、上記厚労省の仮説からもわかる通り、職場の働きやすさや居心地の良さが逆効果になっているかもしれないということです。

なので、居心地の良い職場環境が、必ずしも良い影響を及ぼすわけではないことを示すデータになっているのではないでしょうか。

以上の点で、やりがいを感じることが少ないということも、うつ病に陥りやすい原因に入ると言えるでしょう。

【原因4】デスクワークで座りっぱなしのため

4つ目の原因が「デスクワークで座りっぱなしのため」

IT業界に限った話ではないですが、長時間のデスクワークもうつ病の原因として大きいと言えます。

北里大学のストレス研究の論文によると、「長時間の座位行動は、気分の落ち込みやうつ病の発症リスクの増加に影響している可能性がある」と記載しているほど。

具体的な数値(座位時間に対する罹患率)を見ると、

大うつ病エピソードの罹患率

  • 7.2時間未満:0.34%
  • 7.2時間~9.5時間:0.11%
  • 9.5時間以上:1.02%

座位時間が「9.5時間以上」で著しくうつ病のリスクが高くなるようです。

以上のことから、ITエンジニアがうつになりやすい原因として、デスクワークで座りっぱなしということも挙げられます。

【原因5】テレワークで会話がなくなったため

そして5つ目の原因が「テレワークで会話がなくなったため」

テレワークでの勤務スタイルも、メンタルバランスを崩すと言われています。

その理由は、人と会話する機会が減少し、孤独感が強くなることが大きいと言えます。

実際、「テレワーク勤務する会社員と健康管理」の調査で、テレワークで会話が減ったことにより生じる影響を尋ねると、

テレワークで会話が減ったことにより生じる影響

  • ちょっとした不安:39.7%
  • 孤独感が増えた:37.2%
  • 寂しさが増えた:25.6%

結果からも明らかですが、不安や孤独感を感じる人は多いことがわかります。

テレワークの実施状況は、IT業界が最も最多です。
具体的な数値で見てみると、筑波大学の産業別のテレワーク実施状況(2020年)によれば、

  • メーカー:14.2%
  • 情報・通信:44.9%
  • サービス(教育・人材):15.3%

上記の通り、情報・通信業界が圧倒的に多いことがわかります。

以上を踏まえると、テレワークの多いITエンジニアは、会話不足による原因でも、うつ病になりやすいと言えます。

心が病みやすいITエンジニアの特徴とは

心が病みやすいITエンジニアの特徴とは何か?解説します。

【特徴1】生真面目で責任感が強い人

まず1つ目の特徴が「生真面目で責任感が強い人」

ある病院のサイトによると生真面目で責任感が強い人は、「メランコリー親和型性格」といわれるようです。

責任感が強い人は、人に頼まれると断れない傾向があります。
とりわけITエンジニアは、システム開発において工程ごとにメンバーに分かれて業務を行う作業が多いため、個人スキルの依存度が高いです。

なので、責任感が強い人は、仕事を断れずにオーバーワークしてしまう危険性が高くなります。

以上のような理由で、生真面目で責任感が強い人は、心が病みやすい人の特徴と言えるでしょう。

【特徴2】環境の変化に対応できない人

次に2つ目の特徴が「環境の変化に対応できない人」

学研の精神科医監修の記事によると、うつになりやすい人の具体的な特徴として、「環境の変化に弱い」人を挙げています。

環境の変化に対応できない人は、不確実性や予期せぬ出来事に対して過敏に反応してしまう傾向があるようです。

特にSESという職種は、プロジェクトごとに顧客先の企業に常駐して業務を行う勤務スタイルなので、案件ごとに職場環境が変わってしまいます。

また、SES以外でも、受託開発企業のように、働く職場が同じでも、複数の顧客から案件を受注するため、案件ごとに使用する言語や技術が異なるといった変化もあります。

なので、上記のような変化に過敏に反応してしまう人は、変化に対応しきれずにストレスをためやすく、心が病みやすい傾向が高いと言えるでしょう。

【特徴3】他人への気配りを忘れない人

そして3つ目の特徴が「他人への気配りを忘れない人」

他人への気配りを忘れない人は、善良な性格に違いないですが、裏を返すと「周囲に気を遣いすぎる人」になり得ます。

気を遣いすぎる人は、ストレスを抱えやすく、うつになりやすいと言われています。

エンジニアは、プロジェクトを組み、複数人でシステム開発を行う機会が多いため、他人との関わり合いが生じます。

そんな時に、他人に気配りをする人は、自分の主張ができずに抱え込んだり、周囲に合わせようとする結果、ストレスを抱え込みやすくなってしまいます。

以上を考えると、他人への気配りを忘れない人も、心が病みやすいと言えるでしょう。

ITエンジニアが病む前に取り組みたい3つの対策

ITエンジニアが病む前に取り組みたい3つの対策をご紹介します!

【対策1】原因の改善に向けて上司に相談する

まず取り組みたい対策として「原因の改善に向けて上司に相談する」

うつ病は、先ほど述べたように、一人で相談できずに抱え込んでしまうケースが多いと言えます。

なので、まずは、職場の身近な上司に相談してみることをおすすめします。

ある病院のサイトによると、誰かに安心できる言葉をかけてもらえば、救われるケースが多くある、とのこと。

話を聞いてもらうことで、ストレスが軽くなることもありますが、特に上司に話すことで、現実的な対処法が見えてくるメリットもあります。

実際、上司に相談することで、通院したりや休暇をとる許可が得られる場合があります。

なので、まずは、一人で抱え込まず職場の上司に原因の改善のために、一度相談してみることをおすすめします。

【対策2】キャリア形成のプロにもアドバイスもらう

もし上司に相談しても解決しなさそうなら「キャリア形成のプロにもアドバイスもらう」

キャリア形成の相談とは、企業内、行政機関、就労支援センター、人材紹介会社などさまざまなところで実施されています。

そんなキャリア形成のプロに、今の職場の環境や労働条件について、真剣に話を聞いてもらう機会を持つことも、大事だと言えるでしょう。

自社以外のプロから話を聞くことで、今自分の置かれている状況を客観的に見ることができますし、 より自分に合った就職先を紹介してもらえる可能性もでてきます。

友人や同僚にはなかなか相談しづらいことも、キャリア形成のプロなら気兼ねなく話せることも多いでしょう。

なので、キャリア形成のプロにアドバイスもらうことも最良の策といえます。

そして、キャリア形成のプロにアドバイスもらうなら「ポジウィルキャリア」を活用するのがおすすめです。

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【対策3】職場を変えたいなら転職するのも最善の策

相談しても解決しないなら「職場を変えたいなら転職するのも最善の策」

心の不調の原因が、職場環境にあるのなら、思い切って転職してみることが一番最適だと言えます。

特にIT業界は、同じエンジニアとして職場を変えることは、それほどめずらしいことではありません。

実際、ITエンジニア向けの転職支援を手掛けるレバテックによると、ITエンジニアの約3割がエンジニアとして転職経験があると回答したデータがあります。

その数は「1回」または「2回」と回答したエンジニアが78%に上り、非常に多いことがうかがえます。

なので、辛いと感じたら我慢せずに、新しい職場に飛び込んでみると、状況が改善する可能性もあるため、最終的な対策として考慮に入れてみることをおすすめします。

もし、転職をすでに考えているなら、IT専門の転職エージェントを活用することをおすすめします。

前述のデータでも、エンジニアが転職活動で活用した手段は「エージェントの利用」が4割と最多になっています。

転職エージェントが活用される理由は簡単で、年収アップなどの転職で叶えたい理想の実現可能性が高くなるから

個人で転職活動を進めるにも限界があります。
求人を探すだけでも時間がかかるのに、仕事をしながらとなると、転職活動はほぼ進められない状況に陥ります。

転職活動を「賢く」「効率的に」進めたい方も、転職エージェントの活用は有効な手段だといえます。

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働きやすさ重視!ITエンジニアにおすすめの転職先

ここからは、働きやすさ重視!ITエンジニアにおすすめの転職先をご紹介します!

【転職先1】社内SE

まず1つ目のおすすめの転職先が「社内SE」

社内SEは、IT企業ではない一般企業の情報システム関連部門にて、自社のシステム開発を行う仕事になります。

自社内の情報システム全般に関わることが多く、開発以外にも設備の敷設やヘルプデスクなど、パソコン以外の業務まで含まれる場合があります。

ITスキルを活かせるうえに、自社内の開発なので、基本的に納期に縛られることはありません。

また、残業が少なく、ワークライフバランスを実現しやすいのも特徴です。

近年、DX化の推進により、一般企業のITスキルを求める声が多くなっているので、社内SEの需要も高まると予想されます。

従って、前職のITスキルを持っていれば、良い企業が見つかりやすいかといえます。

そんな社内SEの仕事が気になる、転職を検討したい方は、転職エージェント「マイナビIT AGENT」を利用するのがおすすめです。

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【転職先2】Webエンジニア

次に2つ目のおすすめの転職先は「Webエンジニア」

Webエンジニアは、Web上で利用できるシステムやアプリケーションの設計・開発を行う業務です。

大別すると、ブラウザ上の開発を行う「フロントエンドエンジニア」と、OSやサーバーなどの開発を行う「バックエンドエンジニア」に分けられます。

プロジェクト期間が、通常のSEのシステム開発よりも短いため、短期間納期の案件をいくつか持ちながら同時進行することもよくあると言われています。

Webエンジニアは、ユーザーが直接目に触れるシステムの開発を行うため、反応をダイレクトに知れるメリットがあり、やりがいを感じながら仕事ができます。

また、 Webエンジニアの企業は創業してから年数の若い企業が多く、比較的自由な社風で、柔軟な職場環境である可能性が高いです。

IT業界でプログラミングスキルを持っている人は、Webエンジニアとしても重宝されるので、比較的参入しやすい業界であると言えるでしょう。

そんなWebエンジニアとして転職先を探したい方は、転職エージェント「レバテックキャリア」を利用するのがおすすめです。

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【転職先3】SaaS営業

3つ目のおすすめの転職先は「SaaS営業」

SaaSとは、software as a serviceの略で、SaaS営業とはクラウドを通じてソフトウェアやサービスを売り込む職種を指します。

SaaS営業には、「The Model」という営業プロセスモデルを採用する企業が多いです。

プロセスモデルは、主に3つに分けられ、

  • インサイドセールス:リード(見込み客)の開拓やアポイント獲得を目指す
  • フィールドセールス:リードへの提案・案件の獲得を目指す
  • カスタマーサクセス:提供サービスのフォローアップ

それぞれの専門性を活かした営業を展開していきます。

また、クラウドサービスの需要は、近年高まりをみせる分野。
ですので、今後進展が期待される職種であり、キャリアアップや年収アップを見込める可能性が高いです。

さらに、 SaaS業界は外資系が多く、服装や自由だったり、リモート・副業が可能だったり、働き方が柔軟な企業が多いといえます。

これから伸びると予想されるクラウド市場で、将来性のある職種につきたい人は、SaaS営業は最適な仕事になります。

そんなSaaS営業に興味がある、転職を検討してみたい方は、転職エージェント「ギークリー」を利用するのがおすすめです。

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【転職先4】ITコンサルタント

4つ目のおすすめの転職先は「ITコンサルタント」

ITコンサルタントは、顧客のIT戦略における課題に対して、助言や提案を行う仕事です。

業務は経営層とのヒアリングから、課題の抽出・分析、戦略提案といった流れとなり、システム開発の、いわば上流工程に近い内容となります。

ITの知識に加えて、企業の経営的な視点が必要です。
ただ、SEと仕事内容は大きく異なりますが、SEからのステップアップとしてITコンサルタントになる人は多いです。

キャリアアップとして選ばれる職種なだけに、年収は一般的なIT技術職よりも水準が高いです。

実際、求人ボックスのデータによると、平均年収は644万円。
SEの平均年収が516万円ですので、100万円以上もITコンサルタントの方が高いことがわかりますね。

企業の経営に関われる仕事なので、やりがいや達成感は大いにある仕事だと言えます。

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【転職先5】フリーランスエンジニア

そして5つ目のおすすめの転職先が「フリーランスエンジニア」

IT業界からの転身として、フリーランスエンジニアになるのもひとつの手です。

フリーランスであれば、仕事が自由に選べ、かつ給料も高いです。

実際、ITフリーランスの職種別の平均年収は以下の通り。

【職種別】ITフリーランスの平均年収

  • システムエンジニア:700~1,000万円
  • ネットワークエンジニア:600~700万円
  • データベースエンジニア:500~600万円
  • Webエンジニア:500~700万円
  • プログラマー:600万円

(出典:Midworks「フリーランスエンジニアの年収一覧」

ですが、フリーランスなので、収入が安定しなかったり、保険や税金に関する問題は自分で対処しなければいけません。

筆者の経験上、実務経験を1年以上積めば、フリーランスを目指すことは可能です。

労働条件や時間、勤務場所に縛られたくないという人には、フリーランスエンジニアは向いていると言えます。

そして、フリーランスエンジニアとして案件獲得するためには、エージェント登録が必要です。

今ではフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスも多くリリースされています。
その中でも、特におすすめで、案件数が多く、福利厚生も充実したサービスを厳選して3つご紹介します。

無料でフリーランスエンジニア専門エージェントサービスおすすめ3選

ITエンジニアがうつ病になってしまった時の対処法

ITエンジニアがうつ病になってしまった時の対処法をご紹介します。

【対処法1】まずは治療に専念する(休職する)

うつ病になりやすい人は、仕事に対する責任感が強く、休むことに罪悪感を感じるかもしれません。

ですが、深刻化しないためには、思い切って休職することが大事です。

休職することのメリットは、

休職することのメリット

  • 治療に専念することができる
  • 仕事に追い込まれるストレスから解放される
  • 自分の好きなことに集中することができる

会社には、休むための制度が整えられていますから、利用するのは従業員の権利です。

なので、思い切って休職してリセットしてみることをおすすめします。

【対処法2】人事に相談しつつ社内復帰を目指す

十分に休息が取れたあなた。
主治医からも職場復帰できると判断された場合は、人事と相談しながら具体的な復帰に向けたプランを組み立てていくと良いでしょう。

たとえば、厚労省の「休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を見てみると、職場復帰支援プランの作成については、

職場復帰支援プランの作成

  • 職場復帰日
  • 管理監督者による就業上の配慮
  • 人事労務管理上の対応等
  • 産業医等による医学的見地からみた意見
  • フォローアップ

自社企業と主治医と連携をとりながら、作成することが記載されています。

なので、人事とも綿密な相談のもと、慎重に復帰を目指していくことが望ましいと言えます。

【対処法3】職場復帰が難しそうなら退職を検討する

人事と相談しても職場復帰が難しそうであれば、退職を検討することも勇気ある行動のひとつだと言えます。

厚労省では、職場のトラブルや悩み事の相談を受け付ける「総合労働相談コーナー」が全国各地に設けられているので、利用してみるのも良いですね。

また、他の職場で復帰できそうであれば、転職エージェントのようなプロのアドバイザーに相談して、自分にあった職場を見つけてもらうのもおすすめ。

転職エージェントであれば、一人ではみつけられない求人を紹介してもらえたり、求人会社との交渉役に入ってくれるので、効率よく仕事を見つけることができます。

なので、職場復帰が困難な場合は、退職してほかの企業にあたるというのも、ひとつの手だと言えるでしょう。

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【Q&A】鬱になりやすいITエンジニアに関するよくある質問

最後に鬱になりやすいITエンジニアに関するよくある質問をまとめます。

【質問1】エンジニアでうつ病が発症する割合はどれくらい?

疑問に思うエンジニア

「エンジニアでうつ病が発症する割合はどれくらい?」

厚労省の「精神障害に関する事案の労災補償状況」によると、IT業界(情報通信業)の労災が請求され支給決定の件数を見てみると、

精神障害の請求件数の多い業種(中分類の上位15業種)

  • 労災請求件数:85件(うち女性30人)、15業種の中で5位
  • 労災支給決定件数:21件(うち女性6人)、15業種の中で6位

また、冒頭でも紹介した厚労省の「労働安全衛生調査」を見ると、メンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上休業した労働者の割合は、

  • IT業界(情報通信業):32.0%(うち退職者17%)

産業別で比較したとき、IT業界が最もメンタルヘルス不調を起こす業界であることがわかります。

【質問2】未経験のエンジニアも鬱になりやすい?

疑問に思うエンジニア

「未経験のエンジニアも鬱になりやすい?」

結論からいうと、その人によります。

性格的に責任感が強かったり、人に相談できずに抱え込むタイプの人であれば、一般的にうつ病になりやすいと言われています。

未経験で仕事をすると、新しい環境で慣れないことやわからないことが多く、ストレスを抱え込みやすい状況になることは否定できません。

ですが、自分の性格を把握した上でなら、ストレスを抱え込む前に、対処することが可能です。

たとえば、わからないことがあったらすぐに上司に聞くようにする、できないことは思い切ってできないと言う、など事前に対策を立てることは可能ですよね。

自分の身体が一番大事なので、なるべくできることから対策を立てることをおすすめします。

【質問3】システムエンジニアのつらいことは何ですか?

疑問に思うエンジニア

「システムエンジニアのつらいことは何ですか?」

システムエンジニア(SE)のデメリットは以下の通りです。

  • 終日デスクワーク
  • システム開発は納期に追われることがある
  • IT技術の進歩は早いので日々勉強する必要がある
  • プロジェクトを組むことがあるのでチームワークが大事

ですが、スキルしだいで年収をあげることや、さらなるキャリアアップを図れるので、自分の頑張りが結果として結びつきやすい職業だと言えるでしょう。

まとめ:ITエンジニアが鬱になる原因と能力差に病む前の対策

ITエンジニアが鬱になる原因と能力差に病む前の対策をまとめてきました。

改めて、ITエンジニアが鬱になりやすい原因をまとめると、

ITエンジニアが鬱になりやすい原因

  1. 能力差を感じて自暴自棄になるため
  2. 残業が多く過重労働になるため
  3. やりがいを感じることが少ないため
  4. デスクワークで座りっぱなしのため
  5. テレワークで会話がなくなったため

ITエンジニアが鬱になりやすい原因があるのは事実です。
特に、能力重視の職場環境がストレスになる場合が多く見受けられます。

主な要因としては、IT業界の人材不足の影響で、スキルを持っている個人の依存度が高く、オーバーワークになりやすいことが大きいといえます。

とはいえ、政府の「働き方改革」により、残業時間の削減など、少しずつ状況は改善しているように見えるので、今後の企業努力に期待したいです。

そしてもし、転職をすでに考えているならIT専門の転職エージェントを活用することをおすすめします。

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求人を探すだけでも時間がかかるのに、仕事をしながらとなると、転職活動はほぼ進められない状況に陥ります。

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