転職エージェントはSESばかり紹介する理由とは?3つの原因とSES求人を回避する方法
迷えるエンジニア

「転職エージェントはSESばかり紹介するってホント?その理由は?どうすればSES求人は回避できる?」

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「転職を考えている現役ITエンジニアや転職希望者」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること

  • 転職エージェントはSESばかり紹介する理由
  • SES求人の紹介を回避する最適な方法と見極めるポイント
  • 現職のSES企業・客先常駐から今すぐ抜け出す対策

なぜ、転職エージェントはSESばかり紹介するのか?

求人を受け取るたびに感じていた悩み。

どうすれば、SESばかりでなく自分が理想とする会社・環境に転職できるようになるのか。

現在進行形で転職活動を行っている方、これから転職活動を行う予定の方にとって、非常に気になる情報です。

本記事では、転職エージェントはSESばかり紹介する理由とSES求人の紹介を回避する最適な方法を詳しく解説していきます。

転職でSES求人を回避する最適解

転職でSES求人を回避する最適解は、結論からいうと特化型の転職エージェントの活用です。

特化型は、特定の領域に強みを持つ転職エージェント。特定の業界や職種に関する深い知識と経験を提供し、マッチング精度の高さがメリットとして挙げられます。

つまり、SESや客先常駐といった働き方ではない働き方を希望している、転職活動の目的が明確な人ほど、特化型エージェントのメリットを多く享受できるといえます。

その特化型の中でも特におすすめの転職エージェントを3つ厳選してご紹介します。

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転職エージェントはSESばかり紹介する3つの理由

SNS上での投稿をみても、「転職エージェントはSESばかり紹介する」といった声が散見されます。

なぜ、転職エージェントはSESばかり紹介するのか?

転職を考えていて、転職エージェントの利用も検討している人にとっては、非常に気になる情報です。

具体的な転職エージェントはSESばかり紹介する3つの理由について解説していきます。

【理由1】IT業界内でSESの占める割合が高いから

まず1つ目の理由として「IT業界内でSESの占める割合が高いから」

実は、SESという業務自体が、IT業界では最も割合が高いです。

そのため、紹介される業務が、客先常駐を主とするSESである確率が高くなります。

実際に、厚労省の「働き方・休み方の改善に向けたアンケート調査」によると、客先常駐の割合は、企業全体の約9割に上るとされています。

また、情報労連の「ITエンジニアの労働実態調査」を見ても、企業内の客先常駐者の割合は、79.0%もの企業が「客先常駐者がいる」と答えています。

こうした状況を踏まえると、IT企業には客先常駐者を雇用している企業が非常に多いことから、紹介される企業も、SESが多くなると考えられます。

以上のように、転職エージェントがSESばかり紹介する理由に、IT業界内でSESの占める割合が高い点が挙げられます。

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【理由2】SES業務を行う中小企業の割合が高いから

次に2つ目の理由として「 SES業務を行う中小企業の割合が高いから」

IT業界のSESの割合が高いだけでなく、SESを行う中小企業がIT業界に多いことも、転職エージェントがSESばかり紹介する理由として、挙げられます。

実際、総務省が公表する「情報通信業を営む企業の概要(2020)」から、IT業界(情報通信業)における中小企業の割合を調べてみると、

IT業界(情報通信業)における中小企業の割合

  • 資本金5千万未満:30.9%
  • 5千万円以上1億円未満:30.9%
  • 1億円以上3億円未満:18.4%

上記の企業割合を合計すると、業界全体の中でIT中小企業は80.4%にも上ることがわかります。

SES業務のある企業は、基本的に技術を提供する側なので、下請け企業にあたり、事業規模も小さいため、上記8割に含まれる企業がほとんどです。

以上を踏まえると、 SES業務を行う中小企業の割合が高い点が、転職エージェントがSESばかり紹介する理由に入ります。

【理由3】SESは求人の入れ替わりが激しいから

そして3つ目の理由として「SESは求人の入れ替わりが激しいから」

SES業務に従事する中小IT企業は、離職率が高いのも理由のひとつです。

つまり、離職率の高さは、求人率の多さに繋がるため、必然的にSESの紹介される機会が多くなることを意味します。

実際、中小企業庁の「中小企業白書(2015)」で、大企業と中小企業の離職率の推移を比較してみると、

離職率の推移 大企業 中小企業
2005年 12.8% 15.8%
2010年 10.5% 12.6%
2012年 11.1% 12.3%

上記結果の通り、離職率は常に中小企業の方が、大企業よりも上回る結果となっています。

IT企業は9割が中小企業と言われているため、「離職率が高い=求人が多い」という結果になると考えられます。

以上のように、転職エージェントがSESばかり紹介する理由として、求人の入れ替わりが激しい点が挙げられます。

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でも実はSESばかりではない転職エージェントも存在する

ここまで、転職エージェントはSESばかり紹介する理由を詳しく解説してきました。

結論、転職エージェントの紹介求人はSESばかりになりがちです。

なぜなら、IT業界全体でみたときにSESをはじめとする中小企業が圧倒的に多いため、SESばかり紹介する構図が出来上がってしまってるということ。

でも実はSESばかりではない転職エージェントも存在することをご存知でしょうか。

それが、特定の業界に特化した「特化型エージェント」です。

転職エージェントには、「総合型」と「特化型」の2種類に大別されます。それぞれの特徴を比較しまとめると、以下のようになります。

転職エージェント比較 総合型 特化型
特徴
  • 幅広い業界や職種に対応している
  • 多くの企業とのネットワークを持っている
  • 登録者数が多い
  • 特定の業界や職種に特化している
  • 専門的な知識やネットワークを持っている
  • 特定分野の求人情報が豊富
メリット
  • さまざまな職種や業界の求人情報を提供できる
  • 転職希望者のキャリアの幅を広げる選択肢が多い
  • 異なる業界へのキャリアチェンジがしやすい
  • 特定の業界や職種に関する深い知識と経験を提供できる
  • マッチングの精度が高い
  • 転職活動のサポートがきめ細かい
デメリット
  • 特定の業界や職種に対する専門知識が浅い場合がある
  • 一人ひとりに対するサポートが薄くなることがある
  • 特化型エージェントに比べて、マッチングの精度が低い場合がある
  • 提供する求人情報が限られる
  • キャリアの幅を広げる選択肢が少ない
  • 他の業界や職種への転職が難しい場合がある
利用に向いてる人
  • 初めて転職をする人
  • 転職の方向性が明確でない人
  • キャリアチェンジを考えている人
  • 専門性を活かしたい人
  • 特定の業界や職種に転職を決めている人
  • 転職活動のきめ細かいサポートを求める人

見ての通り、総合型は幅広い業界や職種に対応する一方、特化型は特定の領域に強みを持つ転職エージェントです。

つまり、SESや客先常駐といった働き方ではない働き方を希望している、転職活動の目的が明確な人ほど、特化型エージェントのメリットを多く享受できるといえます。

実際、特化型エージェントの中には自社開発企業への転職を専門にする転職エージェントも存在するほど(ただし、経験者採用など条件はある)。

現役のITエンジニアで転職を検討している方は、ぜひご活用ください。具体的な転職活動を始めていなくても、情報収集に役立ちます。

ここでは、特におすすめの特化型の転職エージェントを3つ厳選してご紹介します。

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転職エージェントからSES求人の紹介を回避する最適な方法

初めて転職エージェントを利用する人にとって、不安は付き物。

筆者の経験からいっても、紹介された求人をあとあと調べてみたらSESだった!なんてことは普通に起こりえます。

ですので、事前にSES求人を回避する対策を講じておくのが得策だといえます

では、どうすればSES求人を回避することができるのか?

ここからは、転職エージェントからSES求人の紹介を回避する最適な方法をご紹介します。

【方法1】IT業界に特化した転職エージェントを活用する

最も有効なのは「IT業界に特化した転職エージェントを活用する」

「IT業界に特化した転職エージェント」とは、結論、特化型の転職エージェントの活用です。

前述でも解説の通り、特化型エージェントを活用すれば、自分が求める会社の求人のみを紹介してもらえます。

言い換えれば、選びたくない、就きたくない会社や労働環境の求人紹介は回避できるということ。

また、特化型を利用するメリットには、転職活動中の手厚いサポートが受けられる点も挙げられます。

実際、おすすめの一つである「レバテックキャリア」の実績をみると、転職成功率は96%、年収アップを実現した転職者は5人のうち4人にのぼる結果となっています。

これは、総合型では叩き出せない数字です。なぜなら、転職希望者があまりに多すぎるから。

ですので、転職エージェントからSES求人の紹介を回避するなら、特化型の転職エージェントをフル活用するのが賢明です。

ここでは、特におすすめの特化型の転職エージェントを3つ厳選してご紹介します。

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【方法2】自社開発企業への転職を支援するサービスを利用する

次に2つ目の方法として「自社開発企業への転職を支援するサービスを利用する」

自社でサービスを開発・運営する自社開発企業に転職できれば、SESといった働き方は回避できます。

ではどうすれば、自社開発企業に高確率で転職できるようになるのか?

たとえば、最も有効なサービスは、プログラミングスクールを利用することです。

つまり、プログラミングスクールで、実践的スキルを磨くことで、SES求人以外の業務を見つけることができます。

実際、プログラミングスクールから就職してエンジニアになった人の調査では、就業した会社の種類が、

プログラミングスクールを経て就業した会社の種類

  • 自社開発企業:75%
  • 受注開発企業:13%
  • SES企業:12%

圧倒的に自社開発企業に就職できた人が多いことがわかります。

ですので、プログラミングスクールに通えば、SES以外の業務に就ける可能性が高くなると言えるでしょう。

従って、SES求人の紹介を回避する方法として、自社開発企業への転職を支援するサービスを利用する点が挙げられます。

  • IT業界未経験からエンジニアになりたい、でもSES企業には勤めたくない
  • 現役エンジニアで自社開発企業に高確率で転職したい

上記のような方に、プログラミングスクールの活用はおすすめです。

そして今では、優れたスクールが数多く提供されています。
その中でも、特に実績豊富なプログラミングスクールを3つ厳選してご紹介します。

まずは無料のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
実際に話を聞いてみて、自分に合うスクールを探してみることが最初のステップです。

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【方法3】転職サイトを使って自分で希望とする会社の求人を探す

そして3つ目の方法として「転職サイトを使って自分で希望とする会社の求人を探す」

転職エージェントを介せずに、自分で企業を探せば、SES以外の業務を見つけられる可能性は高いです。

転職サイトを見てみると、SES以外の業務を募集する企業はたくさんあります。

実際、IT/Web業界の求人に強い転職サイト「Green」で「自社開発」と調べてみると、の求人数は「1,000件以上」と非常に豊富にあります。

他にも、「リクナビNEXT」では、「自社開発」の求人数が、4,200件を超えています(2024年9月調査時点の情報)。

上記のような転職サイトを利用して、SES以外の業務を探してみるのもひとつの手です。

そして、SESを回避し自分で求人を探すのにおすすめの転職サイトが「Green」です。

Greenは、IT/Web業界に強い求人サイトとして最もおすすめの求人媒体です。

Greenの魅力は、人事担当者が仕事を斡旋してくれるだけでなく、マッチング機能で面接前に企業の人と会えたり、気軽に転職活動ができる点。

応募前にどういう企業かを関係者と直接話ができるので、就職が決まってから後悔するリスクを限りなく減らせるメリットもあります。

Greenは、慎重に企業を選びたい方におすすめの求人サイトです。
今現在、自社開発企業の求人を探している人は、Greenをまずは試してみてはいかがでしょうか。

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公式サイト:https://www.green-japan.com

転職エージェントが紹介する求人はSESか?見極めるポイント

ここまで、転職エージェントのSES求人に関する情報をご紹介してきました。

対策はいくらでもありますが、それでもSES求人の紹介を受け取ってしまうリスクはあります。

ではどうすれば、紹介された求人がSESか?そうでないのかを見分けられるようになるのか。

ここからは、転職エージェントが紹介する求人はSESか?見極めるポイントをまとめます。

【ポイント1】まずはSES企業や客先常駐の働き方を知る

まず1つ目のポイントとして「まずはSES企業や客先常駐の働き方を知る」

企業の特徴を理解しなければ、SESかどうかを見分けることもできません。

SES企業の特徴としては、ITエンジニアや技術者がクライアントのオフィスやリモートで業務を行うことが多く、プロジェクトの期間や内容に応じて異なる環境で働く機会が提供されます。

言うなればSES企業は、下請け企業にあたります。

下請け企業は、ベンダー企業と呼ばれ、元請け(プライムベンダー)企業と区別されます。

従って、求人の中でも元請け企業を探せば、SES業務のない可能性が高くなります。

実際、就活サイトの情報によると、元請けかどうかを見分ける方法として、

元請けかどうかを見分ける方法

  • 主要取引先を見る:非IT系であれば元請けが多い
  • 資本関係、沿革を見る:親会社がIT系であれば下請けの可能性がある
  • 本社の規模を見る:会社の規模に従業員の数が見合っている

上記の情報は、主に企業の公式サイトからチェックできるため、事前に調べておくと見つけやすいです。

以上のように、 SES企業や客先常駐の働き方を知る点が、 SESかを見分けるポイントのひとつです。

【ポイント2】求人情報の勤務先や必須スキルの記載が曖昧

次に2つ目のポイントとして「求人情報の勤務先や必須スキルの記載が曖昧」

転職エージェントが紹介する求人情報から、他にSESかを見分けるポイントとして、勤務形態や業務内容から判断する方法もあります。

具体的には、勤務先や要求されるスキルについて曖昧な表現がある場合は、派遣先企業によって状況が変わることを意味する場合があります。

実際に、転職エージェントの情報によると、 SES企業の見分け方として、

SES企業の見分け方

  • 事業内容:「システム・エンジニアリング・サービス」と記載されている
  • 勤務先:「23区内」、あるいは「顧客勤務地による」と記載されている
  • 必須スキル:「何らかの言語での開発経験」と記載されている

上記にどれかに該当する場合、客先常駐のあるSES企業である可能性が高いとしています。

ですので、まず求人情報の記載されている内容から、上記に該当するかチェックしてみるのも有効であると言えるでしょう。

以上のように、求人情報の勤務先や必須スキルの記載が曖昧な点が、SESかを見分けるポイントとなります。

【ポイント3】Web業界だとSESの割合は少ない

そして3つ目のポイントとして「Web業界だとSESの割合は少ない」

SES企業は、比較的歴史の浅いWeb系企業の場合、自社開発企業が多いため、SES業務が少ない可能性があります。

たとえば、Webエンジニアは、Web上で利用されるシステムやアプリケーションなどの設計・開発を中心に行う職種であり、広い意味で自社開発業務に入ります。

実際に、「エンジニア白書(2023)」によると、情報通信業の全体のサービス領域の割合をみると、

情報通信業の全体のサービス領域の割合

  • Webサービス:51%
  • 情報処理サービス:31%
  • ネイティブアプリケーション:9%

Webサービスが過半数を占め、さらに、その開発形態の割合をみると、

  • 自社開発:55.1%
  • 受託開発:39.0%
  • その他:4.9%

自社開発が最も多いことがわかります。

そのため、紹介される企業がWeb系企業であれば、SES業務ではない可能性が高いと考えられます。

以上のように、Web業界だとSESの割合は少ない点が、SESかを見分けるポイントのひとつに挙げられるでしょう。

今すぐ転職エージェントを使いたい!SES企業から抜け出す対策

今現在、SES企業に勤めていて働き方を変えたい、転職エージェントを使って自社開発企業に転職したい、このように考えている方もいるでしょう。

でも実際は、辞めたくても辞められない人が多くいます。

なぜ辞められないのか?理由をみると、以下のようなことに集約されます。

辞めたくても辞められない理由

  • 退職を切り出すのが怖いから
  • 辞めると言い出すのが気まずいから
  • 会社・上司に引き止められているから
  • 会社のメンバーに申し訳ないという気持ちが先行するから

つまり、言い出す勇気が持てない、ことが最たる原因として挙げられます。

でも安心してください。辞めることに会社・上司への報告も、無駄な労力も、勇気を振り絞る必要もありません。

今すぐ転職エージェントを使いたい!SES企業から抜け出す対策があります。

それが「退職代行サービス」です。

退職代行サービスとは、会社を辞めたい人に代わって退職の手続を代行するサービスのこと。

いまや退職代行サービスの認知度は約6割。非常に多くの社会人に認知され、利用されている話題のサービスです。

退職のストレスを一切感じたくない、納期に追われない新しい環境に移りたい方は、ぜひ活用ください。

【Q&A】SESばかり紹介する転職エージェントのよくある質問

最後にSESばかり紹介する転職エージェントのよくある質問をまとめます。

【質問1】SESに向いている人は?

疑問に思うエンジニア

「SESに向いている人は?」

SESに向いている人は、新しい環境に適応しやすく、多様な経験を積みたいと考えている人です。なぜなら、SES企業では様々なプロジェクトや企業で働く機会が多く、適応力や柔軟性が求められるためです。

例えば、SESエンジニアとして働く場合、半年ごとに異なる企業で新しいシステム開発や運用に携わることが一般的です。これにより、多様な業界の知識や技術を習得し、スキルアップが期待できます。従って、変化に前向きで、幅広い経験を通じて成長を目指す人にはSESが適しているといえます。

関連記事:30代でSES(客先常駐)は続けるべきか?結論と30代エンジニアが考えたいキャリアプラン

【質問2】SESの平均年収はいくらですか?

疑問に思うエンジニア

「SESの平均年収はいくらですか?」

SESの平均年収は約450万円から550万円です。主な理由として、SES企業は多様なプロジェクトやクライアント先での勤務を通じて、エンジニアのスキルと経験を積む機会が多いため。

例えば、経験年数や保有スキルによって年収は変動しますが、IT業界全体の平均年収と比較すると同程度かやや低めとなる傾向があります。特に初年度は400万円前後からスタートすることが一般的で、スキルアップや経験の蓄積により500万円以上を目指せます。

関連記事:SESの給料が上がらない理由とは?5つの原因とSESで昇給する方法や根本的な解決策

【質問3】転職エージェントとの面談は何回まで受けられますか?

疑問に思うエンジニア

「転職エージェントとの面談は何回まで受けられますか?」

結論、転職エージェントとの面談は基本的に何回でも受けられます。

初回面談でキャリアの方向性や希望条件を確認し、その後、求人情報の提供や応募書類のチェック、面接対策などを段階的に行います。また、面接後のフィードバックや再度の求人紹介など、転職活動が終了するまでサポートが続きます。これらのサポートは無料で受けられ、転職エージェントは求職者が納得のいく転職先を見つけるために、複数回の面談を通じて手厚いサポートを提供する体制を整えているため、安心して利用できます。

関連記事:IT企業への就職は難しい?結論と就職難易度が高いIT企業や就職内定率を上げる方法

まとめ:転職エージェントはSESばかり紹介する理由と回避する方法

転職エージェントはSESばかり紹介する理由と回避する方法に関する情報をまとめてきました。

改めて、転職エージェントはSESばかり紹介する理由をまとめると、

転職エージェントはSESばかり紹介する理由

  • IT業界内でSESの占める割合が高いから
  • SES業務を行う中小企業の割合が高いから
  • SESは求人の入れ替わりが激しいから

転職エージェントがSESばかり紹介する理由として、IT業界内でのSESの占める割合が高いことや、中小企業のSES業務が多いことが挙げられます。また、SESは求人の入れ替わりが激しく、継続的に求人が出るため、エージェントが紹介しやすいという特徴もあります。

SES求人を回避したい場合は、IT業界に特化した転職エージェントを活用し、自社開発企業への転職を支援するサービスを利用することが賢明です。さらに、自分で希望する会社の求人を転職サイトで探す方法も有効です。

転職を考えているITエンジニアや転職希望者は、これらの方法を活用し、自分に合った職場を見つけるための努力を惜しまないことが重要です。

【無料】年収アップも実現!IT専門の転職エージェントおすすめ3選